1999年にマイアミで生まれた<Ultra Music Festival>が母体 現在は6大陸20カ国以上で開催!

1999年にマイアミでスタートし、今年の3月で19回目の開催を迎えた<ULTRA MUSIC FESTIVAL(以下、UMF)>が<ULTRA JAPAN 2017>の母体。高層ビルを見上げる街中で、世界屈指のDJやライブアクトを堪能できる、世界最大級の都市型ダンス・フェスとして知られる。現在、本国アメリカをはじめ、プエルトリコ、ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチン、パラグアイ、ブラジル、スペイン、クロアチア、南アフリカ、タイ、シンガポール、インドネシア、フィリピン、日本、香港、台湾、韓国など6大陸20カ国以上でワールドワイドに開催され、世界中のダンス・ファンを熱狂させている。

<ULTRA JAPAN 2017>はEDMフェスではない!アンダーワールド、水カン、MIYAVI、ザ・チェインスモーカーズら出演、魅力を徹底解剖! ultrajapan-pickup10-700x468

<UMF>はマイアミ・ミュージック・ウィーク中に開催。街全体がパーティ会場に!

<UMF>が開催される3月後半のマイアミは、「マイアミ・ミュージック・ウィーク」と称される時期で、大小270を超える様々なパーティが街のいたるところで開催され、世界中からトップ・アーティスト、音楽関係者、音楽ファンが集まり大きな盛り上がりを見せる。<UMF>はその期間の最大の目玉のひとつでもある。街全体がパーティ・ムードに包まれるこの時期は、マイアミが1年の中で最もにぎわう瞬間のひとつだ。

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イベント名はあのバンドのアルバム名に由来!

<ULTRA MUSIC FESTIVAL>の創始者、Russell Faibisch(ラッセル・フェイビスク)は1993年にDepeche Mode(デペッシュ・モード)のライブ(『Songs of Faith and Devotion』のワールド・ツアー)をマイアミ・アリーナで観て強烈な衝撃を受け、「自分が人生をかけてやるべきことはこういうことだ」と決意したそうだ。その7年後、彼はデペッシュ・モードのアルバム『ULTRA』から名前を拝借し、1回目の<UMF>を開催する。音楽がひとりの人間の人生を変え、そしてたったひとりの人間が世界を変えてしまう。音楽はときどきそんな驚くべきマジックを引き起こす。<UMF>もまた音楽の力によってひとりの青年が突き動かされ、そしてその熱が世界中に伝播していったと言えるだろう。(引用元:Miami New Times

Depeche Mode – Going Backwards (Highline Sessions Version)

毎年、セレブたちが高額なVVIPシートを求めて熾烈な争奪戦!

海外セレブたちの間では、<UMF>に参加すること自体がひとつのステータスに。毎年、超高額なVVIPシートを求めて熾烈な争奪戦が繰り広げらているのだとか。マドンナやパリス・ヒルトンといったセレブたちを筆頭に、NFLやNBAのトップ選手など、各界の著名人たちがチケットを購入していることも話題に。<UMF>のオフィシャルホームページでは早くも2018年の開催がアナウンスされているが、毎年、1年前に発売される早割チケットは今年も数秒で即完売した。

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16万5千人が熱狂した2017年のUMF! 韓国、シンガポールも大盛況!

2017年3月に開催された<UMF>は全8ステージに100組を超えるアーティストが登場し、16万5000人を動員。(マーティン・ギャリックス)、Carl Cox(カール・コックス)、Jamie Jones(ジェイミー・ジョーンズ)、DJ Snake(DJスネーク)などの世界屈指のトップDJたちに加え、アンダーワールド、The Prodigy(プロディジー)、Justice(ジャスティス)、Major Lazer(メジャー・レイザー)といった豪華ライブアクトたちもパフォーマンスを披露。

Martin Garrix – Live @ Ultra Music Festival Miami 2016

またCypress Hill(サイプレス・ヒル)、Ice Cube(アイス・キューブ)といったヒップホップ系のアクトも大いに会場を盛り上げた。近年の<UMF>は音楽ジャンル的にもかなり多様性豊か。この潮流は本国のみならず、ワールドワイドに伝播していきそうだ。そんな3月のマイアミの盛り上がりを受け、シンガポール(6月)、韓国(6月)、クロアチア(7月)での開催も大盛況のうちに終了。9月、いよいよ日本での開催となる!

Cypress Hill – Reefer Man

Ice Cube – Good Cop Bad Cop

2013年に日本に初上陸、今年4年目を迎える<ULTRA JAPAN>の軌跡

<ULTRA JAPAN>がはじめて開催されたのは2014年。クリエイティブ・ディレクターを務める小橋賢児が「都市型イベント」にこだわり、お台場のTOKYO ODAIBA ULTRA PARK(青海一丁目交差点横の駐車場)で行われた。初年度は2日間の開催でハードウェル、Steve Angello(スティーヴ・アンジェロ)、アレッソ、Axwell Λ Ingrosso(アクスウェル Λ イングロッソ)といったクラブ・シーンのスーパースターたちが出演し、初年度ながら鮮烈なインパクトを残した。

Hardwell LIVE at Ultra Japan 2014 (2M SUBS GIVEAWAY – FIRST 45MIN) HD

RELIVE ULTRA JAPAN 2014 (Official Aftermovie)

2年目は3日間の開催にグレードアップ。Armin Van Buuren(アーミン・ヴァン・ブーレン)、Skrillex(スクリレックス)、David Guetta(デヴィッド・ゲッタ)、John Digweed(ジョン・ディグウィード)、Sasha(サシャ)、Afrojack(アフロジャック)といった初年度を凌ぐ豪華絢爛なラインナップで開催された。

SKRILLEX LIVE @ ULTRA MUSIC FESTIVAL 2015

RELIVE ULTRA JAPAN 2015 (Official 4K Aftermovie)

3年目の2016年はDeadmau5(デッドマウス)、ハードウェル、ティエスト、マーティン・ギャリックス、カイゴ、Dubfire(ダブファイア)、ナイフ・パーティーといったヘビー級のスター・アクトたちに加えて、さらには国内勢もTakkyu Ishino、大沢伸一、KEN ISHII、DJ NORI、DAISHI DANCE、Calm、Licaxxxといった多彩な顔触れが出演。12万人を動員した。

Ultra Japan 2016 (Official 4K Aftermovie)

というわけで、2017年も超、超、超豪華!

現在の世界のダンス・ミュージックの最高峰と言えるDJ、アクトを存分に堪能できる<ULTRA JAPAN 2017>。その過去最高の盛り上がりを体験しにぜひ足を運んでいただきたい!

<ULTRA JAPAN 2017>はEDMフェスではない!アンダーワールド、水カン、MIYAVI、ザ・チェインスモーカーズら出演、魅力を徹底解剖! ultrajapan-pickup7-700x467 <ULTRA JAPAN 2017>はEDMフェスではない!アンダーワールド、水カン、MIYAVI、ザ・チェインスモーカーズら出演、魅力を徹底解剖! ultrajapan-pickup11-700x467

EVENT INFORMATION

ULTRA JAPAN 2017

<ULTRA JAPAN 2017>はEDMフェスではない!アンダーワールド、水カン、MIYAVI、ザ・チェインスモーカーズら出演、魅力を徹底解剖! ultrajapan-pickup2-700x350 <ULTRA JAPAN 2017>はEDMフェスではない!アンダーワールド、水カン、MIYAVI、ザ・チェインスモーカーズら出演、魅力を徹底解剖! ultrajapan-pickup4-700x1686
2017.09.16(土)、17(日)、18(月・祝)
START 11:00/CLOSE 21:00(予定)
TOKYO ODAIBA ULTRA PARK(お台場ULTRA JAPAN特設会場/江東区青海)

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text by 加藤直宏