ザ・フー(The Who)の50年前の未発表ライブ作品と、ピート・タウンゼント(Pete Townshend)のソロ・アルバムの45周年記念デラックス・エディションのリリースが決定。
1968年に録音されてからこれまで公式に発売されてこなかったザ・フーのライブ作品が録音から50年目の今年、2枚組CD『ライヴ・アット・フィルモア・イースト1968』として4月20日(金)リリースされる。
あわせてピート・タウンゼントのソロ・アルバム『フー・ケイム・ファースト』は45周年記念盤として最新リマスター、未発表音源が収録された2枚組CDとして4月13日(金)に発売されることが発表となった。
ザ・フー『ライヴ・アット・フィルモア・イースト1968』
ザ・フーの『ライヴ・アット・フィルモア・イースト1968』は、50年前の1968年4月5日金曜日と6日土曜日にニューヨーク市フィルモア・イーストで行われたライブを当時のマネージャー、キット・ランバートが録音。今回は、その2日目のライブを、当時その場所にもいたザ・フーのサウンド・エンジニアであるボブ・プリデンがレストアとミックスを担当して発売される。リマスターはジョン・アストリーが担当。
アルバムには、“マイ・ジェネレイション”のエクステンデッド・ヴァージョンをはじめ、“ア・クイック・ワン”、“シェイキン・オール・オーヴァー”等のザ・フーおなじみの曲から、エディ・コクランのカヴァー曲“サマータイム・ブルース”と今回初の公式リリースとなる“カモン・エヴリバディ”、そしてこの公演で初めて演奏された“フォーチュン・テラー”や、『ザ・フー・セル・アウト』からのナンバー“タトゥー”、“リラックス”等が収録。CD2枚組とアナログLP3枚組での発売となる。
ピート・タウンゼントのソロ・アルバムの45周年記念デラックス・エディション
ピート・タウンゼントのソロ・アルバム『フー・ケイム・ファースト』45周年記念盤は、1972年10月のオリジナル・リリースから45年周年を迎えていることを記念して未発表音源を含むリマスター、デラックス・エディションのCD2枚組で発売となる。
今回の2CDエディションには、1972年のオリジナル・ポスター、レコーディング・スタジオでのレアな写真の数々や、ピート本人による新しいライナーノーツが収録された24ページ・ブックレット付き。
さらに音源は、オリジナル・マスター・テープを使用した最新リマスタリングが施され、リマスターはザ・フーのアルバム『フー・アー・ユー』のプロデューサーであり、ザ・フーのカタログ再発に携わってきたジョン・アストリーが担当。ディスク1にはオリジナル・アルバム9曲、ディスク2には未発表音源、オルタナ・ヴァージョンやライブ音源等が収録される。
RELEASE INFORMATION
ライヴ・アット・フィルモア・イースト1968
2018.04.20(金)
ザ・フー
『フー・ケイム・ファースト』45周年記念エディション
2018.04.13(金)
ピート・タウンゼント