Interview:大沢伸一

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——大沢さんはMONDO GROSSOとして今年の<FUJI ROCK FESTIVAL ’17(以下、フジロック)>に出演しましたね。あのライブでは豪華ゲストが集結し、満島ひかりさんまで登場して大盛況でした。大沢さんのフェスの思い出は?

僕らはもともと<フジロック>のようなフェスに出るバンドではないので、出演前はまさか歓迎されるとは思ってもいませんでした。でも当日はお客さんがすごく盛り上がってくれて、僕らの方がビックリしたという感覚で。他に記憶に残っているのは、DJ出演でしたが<TAICOCLUB>や<BIG BEACH FESTIVAL>の初年度。海外だと、スペインのラコルーニャで開催された海沿いの商業施設とビーチとを自由に行き来できるフェスも面白かったです。今回選曲する際も、座って観られるゆるいフェスを想定しました。チルアウトやリスニング寄りのものを選んだので、自然に近い会場がいいでしょうね。避暑地や海沿いが似合うかもしれません。

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——では一組ずつ、選んだ理由やその人たちに感じる魅力を教えてください。

1組目のバッドバッドノットグッドは大好きだし、今回のフェスにうってつけだと思います。ザ・ドゥルッティ・コラムは10代からずっと聴いているし、ライブでは生ドラムとギターのシンプルな構成になるのもいい。ホセ・ゴンザレスも初期から好きで、“Heartbeats”(ザ・ナイフのカヴァー)以外にもいいカヴァーがあるので全部やってもらいたいです(笑)。エヴリシング・バット・ザ・ガールはアコースティックでの演奏を想定しました。ウォーターメロングループは、中西俊夫さんの音楽をプラスチックスから追いかけていたので、突如エキゾ・ミュージックになったのが衝撃的でした。原曲はジャズですが、僕が知ったのはこの曲が最初でしたね。

——リトル・ドラゴンはどうですか?

この人たちにもミニマムからチルアウト風の曲をお願いしたいです。次のファイストは、アコースティックで可愛らしい初期の曲が好きですね。トム・ウェイツも弾き語りのセットをイメージしました。ゼロ・セブンの2人は90年代末にロンドンのスタジオでアシスタントをしていて、僕は当時からよく知っていた人たち。最後のメトロノミーはメロウな3作目の曲。全員、夕方から朝にかけて開催するフェスが似合うと思います。野外だけどテントがあって、寝っ転がって聴くようなイメージですね。

——今回の「自身が主催する“夢のフェス”」をテーマにしたプレイリスト企画で、ZIMAでは音楽とお酒を楽しむ家飲みシーンを想定しています。大沢さんは、音楽を聴きながら家でお酒を飲みますか?

僕はリスナーとしても日常的に音楽を楽しむタイプなので、家で音楽を聴きながら飲んだり、ご飯を作りながらレコードを聴いたりします。それこそ、時々ZIMAも飲みますよ。家で飲むと好きな素材と混ぜることができるし、たとえば、フレッシュフルーツを入れたりするとバリエーションが広がりますよね。お酒は羞恥心を取り払う手助けをしてくれるものなので、音楽の中に入って行くときに、やっぱり必要なものなんだと思います。

text & interview by 杉山 仁
photo by 横山マサト

Interview:ハナエ

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——今回は「ハナエさんがもしフェスをプロデュースするなら……」というテーマで選曲していただきました。どんなフェスを想像しました?

「魔女の林檎」は可愛らしさのなかに、ちょっと毒々しい感じもあるので、強い女の子を集めたガールズ・フェスにしようと。音楽はもちろんとして、メイクやお洒落、ドリンクやフードも気軽に楽しめるし、フォト・スポットとか、女子の好きなものを集めた感じにして。そんなことを妄想しながら曲を選びました。

——ではプレイリストについて、楽曲ごとにコメントをお願いします。

“ラストティーン”は私のライブで一番盛り上がる曲で、女子のワガママさと強さが入り混じった感じ。ペティート(・メラー)ちゃんはモデルのお仕事が有名だけど、音楽も素晴らしくて。“Baby Love”は曲調もフェス向きですね。大森靖子さんは、女性アーティストのなかでも一番フェスでかませる人。3年前に対バンしたことがあって、そのときは弾き語りに圧倒されましたね。

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——そこから乃木坂46、欅坂46と続きます。

前に乃木坂のライブを観させてもらって、「ここにユートピアがある!」と思いました(笑)。あと個人的に、メンバーの生駒(里奈)ちゃんとは仲良しなんです。欅坂の“二人セゾン”はiPhoneで撮ったカヴァー動画をアップしたら、SNSで拡散されて。季節が移り変わっていく曲なので、今の時期にもピッタリですよね。

——コレサワさんとアカシックの2曲も、乙女心を震わせますよね。

“あたしを彼女にしたいなら”は……「こんな子がいたら彼女にしたいわ」って(笑)。こんな歌詞を歌われたらメロメロだと思う。“オレンジに塩コショウ”は、今年の夏に一番聴きました。ストレートな描写も共感するし、ちょっとスレてる感じもたまらない。

——洋楽がフラットに並ぶ感じも、ハナエさんらしいと思いました。

グライムスはお洒落でカッコイイし、女の子だったら“Kill V. Maim”のMVは絶対に気に入ると思います。あとは妄想フェスなので、リアーナのような超大物も呼びたいなって。ダイ・アントワードのヨーランディちゃんは、魔術的な可愛さですよね、ウィスパー系だけど活舌も回るし、あんなラップを畳みかける人は他に知らないです。

——「魔女の林檎」に合いそうなランナップや曲ですね。ハナエさんもぜひ味わってみてください。

(口にして)……あ、美味しい。思ったより甘さもクドくないし、口当たりも爽やかで、絶対に女子が好きそうな味ですね。ボトルの色やパッケージの雰囲気にもぴったり。

——絶対に女子が好きそうなZIMAとプレイリスト。秋シーズンの「家呑み」ならぬ「家フェス」にも最高の組み合わせじゃないですか。

うんうん。それに、女の子が好きなものを好きな男子も結構いますよね。そういう人にも楽しんでもらいたいです。「魔女の林檎」のボトルだって、男子が持っても可愛いと思うし。

text & interview by Toshiya Oguma
photo by Kouichi Nakazawa

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