個人の買い付けによる、シネマート新宿・心斎橋での劇場公開が、全て満席+立ち見(333席+α)となる大ヒットを記録した映画『ゴッズ・オウン・カントリー』。 ベルリン国際映画祭やサンダンス映画祭をはじめ世界中の映画祭で多数受賞したほか、Rotten Tomatoesで99%の高評価を獲得した傑作。2017年ベストゲイ映画が、ついに全国ロードショーが決定した。

『ゴッズ・オウン・カントリー』

“神の恵みの地”で、僕らは出逢い、愛し合った――
青年ジョニー(ジョシュ・オコナー)は、老いた祖母(ジェマ・ジョーンズ)と病気の父(イアン・ハート)に代わって、ヨークシャーにある牧場をひとりで管理している。孤独でやり甲斐を感じられない寂れた牧場での日々の労働を、酒と行きずりの不毛なセックスで紛らわすジョニー。ある日、季節労働者のゲオルゲ(アレック・セカレアヌ)が羊の出産シーズンに雇われる。初めは衝突する二人だったが、羊に優しく接するゲオルゲに、ジョニーは今まで感じたことのない感情を抱き、突き動かされていく…。

第90回アカデミー賞で脚色賞を受賞したほか4部門にノミネートされ、世界中に主演のティモシー・シャラメの虜になる女性を続出させた『君の名前で僕を呼んで』。日本でも4月に公開されるや満席が続きブームを巻き起こした。『君の名前で僕を呼んで』と全く同じ、2017年のサンダンス映画祭や、第67回ベルリン国際映画祭でほぼ同日に上映され、数々の賞も受賞していながら、対照的に日本では全く配給が付かず、日本での劇場公開が危ぶまれていた作品、それがこの『ゴッズ・オウン・カントリー』。

受賞歴は、2017年1月、ワールドプレミア上映となったサンダンス映画祭で監督賞を受賞。ベルリン国際映画祭ではパノラマ部門で上映し、ドイツのLGBT雑誌『MÄNNER』読者賞を受賞。他にも、英国インディペンデント映画賞作品賞受賞、英国アカデミー賞ノミネートなど、名だたる映画祭を席巻してきた。

今年の7月、セクシュアル・マイノリティをテーマにした映画祭<レインボーリール東京〜東京国際レズビアン&ゲイ映画祭〜>で、ジャパンプレミア上映され、700席(350席×2回)が完売。しかしその後も、日本での配給会社が決まらないままになっていた。

そんな中、個人で劇場での上映権を5回のみ買い付けた人物による上映が、シネマート新宿で12月2日からスタートすると、上映回5回は全て満席+立ち見(333席+α)となる大・大・大ヒット! チケットの販売開始時にはアクセス集中により、サーバが5回ともダウンし、SNSでは絶賛の口コミの嵐となり、『カメラを止めるな』と同じく、多くの映画ファンが「観たくても観られない!」現象が生まれた。再上映を望む声が絶えない中、この度、ついに、緊急・拡大公開が決定。 2019年2月2日(土)より、シネマート新宿、シネマート心斎橋、センチュリーシネマ他にて全国ロードショーとなる。世界中を感嘆させてきた珠玉のラブストーリーが再びスクリーンで見れる。

EVENT INFORMATION

『ゴッズ・オウン・カントリー』

2019年2月2日(土)より全国ロードショー
シネマート新宿、シネマート心斎橋、センチュリーシネマ他
監督・脚本:フランシス・リー  
出演:ジョシュ・オコナー、アレック・セカレアヌ、ジェマ・ジョーンズ、イアン・ハート 
原題:God’s Own Country
エンディングテーマ:パトリック・ウルフ「The Days」
イギリス/2017年/104分/カラー/英語 
© Dales Productions Limited/The British Film Institute 2017
配給:ファインフィルムズ

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