今月中にも発表を迎える可能性が高いとされているAppleのワイヤレスイヤホン「AirPods」の第3世代モデル。すでに出荷準備が完了しており、第2世代モデルの販売が終了次第出荷が開始されるという情報もリークされている中、この度新たな情報が飛び込んできた。

第3世代AirPodsは今年第3四半期まで大量生産が始まらない!?

Apple関連の情報に精通しているアナリスト、ミンチー・クオ氏が公開した最新レポートにて、第3世代のAirPodsの大量生産が今年の第3四半期まで実施されない、との旨が記されていることが明らかになった。3月23日(火)にも開催される可能性があるAppleの新製品発表イベントにて発表を迎えるのではないか、との多くのリーカーからの情報とはまったく違う見解に多くの意見が飛び交っている。

クオ氏はAppleが第1世代、ならびに第2世代AirPodsといった廉価モデルの販売を終了することで、Apple全体の収益に影響する可能性があるものの、一方で価格を抑えたまま第1世代、第2世代AirPodsの販売を続けることで、第3世代AirPodsの需要が伸び悩む可能性が高くなる、というジレンマがあるために、第3世代AirPodsの大量生産について今年第3四半期まで検討状況が続くのではないか、と指摘している。

ただ第3世代AirPodsについてすでに出荷準備が完了しているとの情報を紹介したリーカー「Kang 康总」氏は、これまでにも同様のリーク情報を多く紹介しており、その高い的中率で注目を浴びている。これを受け、クオ氏の報告通り大量生産は第3四半期まで実現しないが、生産量を抑えながら3月に発表を迎えるのではないか、と予測するAppleファンも。さまざまな情報が錯綜しているが、果たして第3世代AirPodsは3月中に発表されるのだろうか? さらなる情報を期待したい!

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Photo via EverythingApplePro(YouTube)