Appleがスペシャルオンラインイベント<Peek Perfomance>を開催し、第3世代のiPhone SE、新型iPad Air、そしてMac Studio、Apple Studio Display、iPhone 13の新カラーを発表した。
新型iPhoneSE(第3世代)にTouch ID搭載
本イベントでは、第3世代iPhone SE、M1 Ultra、そしてM1搭載のiPad Airや、Mac Studio、Studio Displayを発表。待望の第3世代iPhone SEは、ホームボタンを備えたクラシックなiPhoneのデザインを維持しつつ、機能面が5Gサポート、12メガピクセルのカメラに更新されている。また、4.7インチのLCDパネルを搭載したディスプレイはそのままに、より強固なガラスとなっているという。さらにiPhone 13のラインナップと同様にA15 Bionicチップを搭載。A11チップを搭載したiPhone 8の最大2倍の速さが実現可能に。iPhone SE 3は3月18日(金)に発売される。3月11日(金)より予約受付が開始されるので、ぜひお見逃しなく。
iPad Air 5
本イベントでAppleは、M1チップを搭載したアップデート版iPad Airを発表。デザインは前世代のiPad Airと同様に、ピンクとスターライトという新しいカラーが追加された。今回のアップデートには、M1チップが追加され、A15 Bionicより約50%速く、A14 Bionic(第4世代iPad Airに搭載されているもの)より70%強力だという。ほかにも、新たに1,200万画素、前面カメラにCenter Stageが搭載され、USB-Cポートを従来の2倍高速化、5Gネットワークに対応するなどの改良が施されている。iPad Air 5は3月11日(金)より予約受付が開始、3月18日(金)に発売される。
Mac Studio
本イベントで、Mac Studioと呼ばれる新しいデスクトップコンピュータがリリースされることが発表された。Mac Studioは、Mac miniとMac Proの間に位置する新しいカテゴリー。デザインはMac miniをベースに、よりパワフルなハードウェアをサポートするために背が高くなり、冷却システムも向上している。また、Mac Studioには、2021年モデルのMacBook Proのハイエンドモデルに搭載されているものと同じM1 Maxチップをデフォルトで搭載。さらに、最大128GBのRAMと8TBのSSDストレージを搭載したカスタマイズが可能。Mac Studioは現在予約受付中で、発売は3月18日(金)となっている。
Studio Display
Studio Displayは、Pro Display XDRと共にラインナップに加わった、アップルの新しい外付けモニター。Pro Display XDRがスーパープロフェッショナルなユーザーをターゲットにしているのに対し、Studio Displayは家庭や職場で使うのに優れたディスプレイを必要とするユーザー向けに設計されている。
Studio Displayは、5K解像度の27インチLCDパネルを搭載。そして、薄いベゼルを持つ全アルミニウム製の筐体と、最大30度まで傾けることができる一体型スタンドが特徴的だ。また、Pro Display XDRとは異なり、CenterStageをサポートする12メガピクセルのカメラを内蔵し、ドルビーアトモスサウンドが提供できる3つの内蔵マイクと6つの内部スピーカーも搭載。発売は3月18日(金)より開始される。
iPhone 13に新色
新製品ではないものの、iPhone 13とiPhone 13 Proともにグリーンカラーの新モデルが登場。ProMotionを採用したOLEDディスプレイや、世界最速のスマートフォンチップなど最高級スマートホンにグリーンのiPhone 13とアルパイングリーンのiPhone 13 Proが追加されることが発表された。どちらも3月11日(金)より予約受付がスタートし、3月18日(金)から販売予定となっている。