AppleがGoogleの元AI(人工知能)の責任者John Giannandreaを採用したと『The New York Times』が報じています。ティム・クックCEOの直属となり機械学習、AI戦略のトップに就任するようです。
機械学習のエキスパートがGoogleからAppleに!
John Giannandreaは機械学習(machine learning)の専門家で2010年にGoogleに入社。コンピュータビジョン(computer vision)、自然言語処理(natural language processing)など急速に発展するAIの技術に対応。競合他社に対抗するためにAppleが採用したようです。
Facebook、Google、Amazon、Appleらによる競争が激化
Facebook、Google、Amazonなどの大手各社は社内にAI部門を設け多くの社員を雇用。開発に力をいれています。
スマートスピーカー(AIスピーカー)市場を見てもGoogle「Google Home」、Amazon「Amazon Echo(Alexa)」、Apple「HomePod(Siri)」など世界有数の企業がしのぎを削る状況にあり、各社がデバイスに合わせた独自のサービスを開発・展開。
音楽ストリーミングサービスにおいてもGoogle「Google Play Music」 、Amazon「Amazon Music Unlimited」、Apple「Apple Music」とそれぞれのサービスを展開しています。
各社の主戦場のひとつAI開発において、John Giannandreaの移籍がどのような影響をもたらすのか、今後のSiriのアップデートが行われるのかに注目です。
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