Appleが、音楽や動画、ポッドキャストなどを購入・管理できるソフト「iTunes」のサービスを停止させるのではないかと噂されている。
公式Webサイトには「ありがとうございました」の文字が
iTunesのFacebookやInstagramなどの公式SNSにポストされていた投稿が、現在すべて削除されており、その投稿すべてがそれぞれのSNSの「Apple TV」の公式アカウントに移行されていることが明らかになっている。
かねてより、iTunesのサービスがミュージック、TV、ポッドキャストという3つの新アプリに分割されるのではないか、と伝えられており、現地時間3日(月)よりカリフォルニア州で開催予定のデベロッパー向けの国際カンファレンス<WWDC 2019>で、その詳細について発表があるのではないかと予測されていた。
Google検索にて、「iTunes」とサーチしiTunes公式Webサイトの検索結果画面を見てみると、そこには「ありがとうございました」の文字が。
またiTunes公式Webサイトのリンク「itunes.apple.com」に飛ぼうとしても、「music.apple.com」にリダイレクトされてしまう、という現象も確認されている。
I haven’t seen it reported elsewhere, but as of last weekend all https://t.co/tCyWJ9I1D3 links redirect to https://t.co/c1nzdCWhSp — a likely indicator that the brand is done (the app will be fine for those of us who need it.)
— Craig Hockenberry (@chockenberry) 2019年6月2日
どうやら本格的にiTunesのサービス終了に向けて動き出しているようだ。ローンチ以来18年の歴史があるiTunes。少なからず思い入れのある方も多いことだろう。またiTunesに保管されている音楽や映像、ポッドキャストなどのバックアップ等についても不安に思っている方も少なくないはず。続報を待ちたい。