Appleが8コアのIntel Coreプロセッサを搭載した新しいMacBook Proを発表した。
MacBook史上初の8コアプロセッサ搭載、キーボードも改善
今回発表されたMacBook Proに搭載されている8コアプロセッサはIntel第8世代、第9世代のもの。Turbo Boostのスピードは最大5.0GHz。これにより、Autodesk Mayaなどの3Dグラフィックスアプリケーションのレンダリングスピードは6コアプロセッサと比べて40%、クアッドコアと比べると最大2倍高速化しているようだ。コードのコンパイル、3Dモデルのレンダリング、スペシャルエフェクトの追加、複数のトラックのレイヤー化、ビデオのエンコーディングなど、プロレベルの処理が要求される作業のすべてを一段と速くこなせるように。
Apple公式のウェブページには、この8コアプロセッサ搭載のMacBook Proとクアッドコア以下のプロセッサ搭載モデルで各ソフトウェアを利用した際の速度性能比較も掲載されている。
また新しいMacBook Proのキーボードのスイッチ機構には、これまでに使われたことのない新素材が使用されているとのこと。キーの2度押しや、キーを押しそびれるのを防ぐ効果があるようだ。この新素材は13インチ、15インチの新型MacBook Proどちらにも採用される予定となっている。
待望のアップグレードということで、今すぐにでも使ってみたいという方は多いはず。本製品は、本日よりApple公式ウェブページにて予約が開始している。