Appleが『スーパーマリオ』シリーズなどを手がける日本の代表的ゲーム会社・任天堂を買収するのではないか、という観測が投資家の間に広まっている、という報道が発表された。
「Apple Arcade」への参加もあり得る?
Appleによる任天堂買収の可能性を裏付ける情報の1つとして、任天堂の大株主である京都銀行など5行が任天堂株を売りに出したことを挙げられている。
Appleは現地時間3月25日(月)に開催したスペシャルイベントで、月額制でいくらでも遊ぶことができるゲームのサブスクリプションサービス「Apple Arcade」を発表。同サービスは、100タイトル以上の新作ゲームを独占で公開し、今秋には世界150カ国以上で提供開始予定と言われている。
コナミやSEGAなど、名だたるゲーム開発会社が提供元として名を連ねていたが、任天堂が参加する予定は現在のところ発表されていない。しかし、任天堂の現行最新のハードウェアである「Nintendo Switch」には、最新のiOS機器にも導入されているARMベースのプロセッサチップが内臓されていることから、「Apple Arcade」への参加も容易であろうことは予測できる。
iPadやiPhone、さらにApple TVなど、iOS製品で任天堂のゲームが手軽に、しかも定額で遊ぶことができるとなれば、きっと利用者はこれまでにないほどの数になるはず。今後の続報を期待しながら待ちたい。