新MacBook Airに搭載されているT2 Securityチップによりセキュリティがより強化されているようです。
MacBook Airが閉じられているとき、T2 Securityチップにより内臓マイクへのアクセスが遮断されます。
スノーデン、ザッカーバーグもやっているセキュリティ対策
世界的なインターネットを介した個人情報の傍受を暴露した、エドワード・スノーデン（Edward Snowden）、FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ（Mark Zuckerberg）も行なっているセキュリティ対策はパソコンのウェブカメラと内臓マイクを物理的に塞ぐというものです。
実際にマーク・ザッカーバーグは使用しているMacBookのカメラとマイクを塞いでいます。
2016年にFacebookに投稿された写真でテープのようなものが貼り付けられていることがわかります。
スノーデン(字幕版)(予告編)
Apple T2 Securityチップがあればマイクを物理的に塞がなくても大丈夫？
Appleは新MacBook Airに搭載されているT2 Securityチップについて下記のように記載しています。
Touch IDを搭載したMacBook Airは、Apple T2 Securityチップを組み込むことで、より一層安全なノートブックとなりました。チップに組み込まれているSecure EnclaveがTouch IDの情報を保護し、ブートプロセス中に読み込まれたソフトウェアが改ざんされないようにします。Apple T2 Securityチップには、SSD上のすべてのデータをオンザフライで暗号化するSSDコントローラも搭載されています。そのためMacBook Airのブートプロセスとストレージは、ほかのどのノートブックのものより安全です。またチップには「Hey Siri」が使える常時稼働プロセッサが組み込まれており、ファイルを見つけたりアプリケーションを開くよう、声だけでSiriに頼めます。
さらに、MacBookの画面を閉じている時にはマイクを無効化するとAppleは説明。
T2 Securityチップによりプライバシーがさらに守られるようになっています。
カメラについてはMacBookが閉じられている際には映像が映らないので、特に対策は取られていないようです。
T2チップは最新のMacBook Pro、MacBook Airに搭載されています。
