Apple Watchが心拍数の異常な上昇を感知して、人命を救うきっかけとなったという事例がこれまでにも報道されてきました。
今回、『South China Morning Post』が新たな事例を報じています。
自覚症状なし。でも冠動脈が塞がった状態
命を救われのは香港の76歳の男性、ガストン・ダキーノさん。
教会にイースターサンデーのミサに訪れていた際にApple Watchが異常な心拍数の上昇を検知しダキーノさんに知らせました。
病院を受診したところ、3本ある冠動脈のうち2本が塞がり、残りの1本も90%が塞がっていたそうです。
その後の治療の結果、命を救われたダキーノさんはAppleのティム・クックCEOに感謝のメッセージを送ったそうです。
Apple Watchユーザーは設定の確認を!
特に運動をしているわけではないのに、10分間高い心拍数の状態が続いた場合にApple Watchが通知してくれるよう設定することが可能です。
Apple Watch 心拍数通知設定方法
1.iPhoneでApple Watch Appを開きます。
2.「マイウォッチ」タブをタップし、「心拍数」をタップします。
3.「高心拍数」をタップし、BPM値を選択します。※心拍数の通知機能は、Apple Watch Series 1以降でのみ利用できます。
引用元:心拍数。その意味と Apple Watch での表示方法。|Appleサポート