6月に開催されたAppleによる開発者向けの発表イベント<WWDC>にて、ウェアラブル端末・Apple Watchの最新OS「watchOS 7」のリリースが発表され、話題となった。現在、開発者向けのベータ版およびパプリックベータ版がリリースされている中、現行最新のwatchOS 6を搭載したApple Watchとの動作比較動画が公開され、注目を集めている。
Apple Watchの新OS「watchOS 7」ではアプリの起動速度がアップする!
今回この比較動画を公開したのは、Twitterアカウント「@lap_felix」だ。比較動画内では、watchOS 7のベータ版にアップデートしたApple Watch 5とwatchOS 6を搭載した同モデルの動作速度が比較されている。特にアプリを起動した際の起動速度にかなり違いがある様子。
Actually the animation trick is even more obvious with the side button (and maybe a little confusing but still worth it imo) pic.twitter.com/jVXFsfaU1a
— Felix Lapalme (@lap_felix) June 27, 2020
動画を見てみると、ホームボタンを押した際の反応速度はwatchOS 7の方が格段に速いことが確認できる。この速度向上の理由として、ホームボタンをダブルクリックすることで最後に使ったアプリに戻ることができる機能の2度目のクリックを待たずして、文字盤の画面に切り替わるため、と説明されている。またサイドボタンをクリックすることで呼び出すことができるDockも、同様の理由で起動速度がかなり速くなっているようだ。
watchOS 7は今秋にも正式版が公開される予定となっている。また、今年9月に最新モデル「Apple Watch Series 6」の発表も控えているとのリーク情報もすでに伝えられており、多くの関心を集めている。Apple Watch Series 6とwatchOS 7の相性も気になるところ。今後の情報に期待だ!