9月11日午後にJR山手線に乗車していた男子大学生が背負っていたバックパック内のモバイルバッテリーから発火するという事態が発生しました。

報道によると、モバイルバッテリーは男子大学生が2年くらい前に秋葉原で購入した安物で、今回の事態が発生する2日前にフル充電していたそうです。

そこで、今回は安全なモバイルバッテリーの選び方をご紹介します。

PSEマークがあるか?

PSEマークとはモバイルバッテリーを含む電気用品が法律を守った上で製造されているかを確認できるマークです。

法律を守って製造もしくは輸入された「特定電気用品以外の電気用品」に 表示されるマークです。「特定電気用品以外の電気用品」には、一般家庭などのコンセントにつないで使用するもの(冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビなど)などがあります。電気製品にもよりますが、このマークはおおむね電気製品の側面や裏面についている銘板などに表示されています。 製造・輸入事業者が、自分たちで安全性を確認したうえで表示されます。

引用元:PSEマークってなに?

過充電防止機能があるか?

過充電防止機能があるかという点も重要な判断基準となります。たとえば、就寝前にモバイルバッテリーを充電する場合、過充電防止機能がないと発熱、破裂、発火などのトラブルにつながる可能性があります。

「背中が熱いな」とならないために!知っておきたい安全なモバイルバッテリーの選び方 technology170912_battery_1-700x700
Anker PowerCore II Slim 10000

ダンボーなど可愛いデザインのモバイルバッテリーを販売している「cheero」や元Google社員が立ち上げた「Anker」などのモバイルバッテリーはPSEマークがついており過充電防止機能も搭載されているようです。

また、基準を満たしたモバイルバッテリーでも強い衝撃を与えたり、高温な車の車内などの場所では発火する恐れもありますので十分に注意する必要があります。しっかりとしたモバイルバッテリーを選び、使用の注意事項を守ることが必要になります。

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