イギリスの公共放送「BBC」の研究開発部門(Research and Development)が5年間の研究パートナシップをイギリスの8つ大学と結んだ。このデータサイエンスパートナーシップによりマシンラーニング(機械学習)をメディアに応用、個人の好みに合わせて番組が視聴できるようなシステムの構築を目指すと発表した。
Exploring the potential of data in the media – today we launch a new partnership with UK universities: https://t.co/vJG5VFlRzf #dsrpBBC pic.twitter.com/RMwdwKG2aG
— BBC R&D (@BBCRD) 2017年10月19日
パートナーシップを結んだ大学は、ブリストル大学、マンチェスター大学、エディンバラ大学、サリー大学、インペリアル・カレッジ・ロンドン、ロンドン大学クイーン・メアリー、アルスター大学、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの8校で以下の4つのテーマに取り組むと発表した。
オーディエンスを理解する
BBCのオーディエンスが何を見たいのかデータを活用し理解。プログラムやサービスがどのような影響を与えるか判断する。
コンテンツを理解する
マシンラーニングによりコンテンツからどのような利益が得られるか調査する。
キュレーション、パーソナライズ
個人に最適化されてBBCを作るために、どのような番組を作れば良いのか判断するのを助けるツールやアルゴリズムを作成する。
コンテンツの未来
新しいデータジャーナリズムの形を構築し未来のオーディエンス体験を創造する。