スピーカー、ヘッドホン、イヤホンなどを発売するオーディオブランド、Bose(ボーズ)が<SXSW>でAR(拡張現実)メガネ「Bose AR」のプロトタイプを発表しました。
現実世界にデータなどを表示させるGoogle GlassやIntelのVauntなど視覚的なものとは異なり、BoseのARメガネは音声により現実を拡張するものとなっています。
プレスリリースには「Bose ARは見えているものを変えませんが、あなたが何をみているかを理解します。」、「情報を聞き取れるレイヤーを追加する」とあり、現実世界に新たに音声によるレイヤーを加えるというコンセプトの製品のようです。
ヘッドジェスチャー、声、タップでコントロール! 見ているものの音声情報が提供
ヘッドジェスチャー、声、デバイスのタップで聞いている音楽をコントロールできたり、見ている観光名所やレストランの情報を音声で教えてくれたりする機能が搭載されます。
見ているものの情報を音声で提供してくれるという昨日は、美術館などで導入されている音声ガイドのようなイメージでしょうか。
旅行やレストランの情報を提供しているTripAdvisorやYelpとの連携も進行中のようなので、旅行で役立ちそうです。
音質も良い?
実際に体験した『Engadget』の記者は音質もかなり良いとレポートしています。
Bose AR Glasses Hands-On at SXSW 2018
Bose AR開発キットの提供が開始される予定で、製品の改良版が夏に限定出荷されるようです。