今年、アップル製品のiOSデバイスにEmoji 12.0がアップデートされることが発表された。このアップデートで59種類もの新しい絵文字が利用可能に。性別、肌の違いを含めるとなんと230もの種類が。
文字コードの業界規格Unicodeは、現地時間の2月5日(火)付けでUnicode Emoji 12.0の最終リストを発表。2019年に新しく追加される絵文字には、フラミンゴ、カワウソ、ナマケモノといった動物やワッフル、ジュースの箱、ファラフェルのような食べ物、さらに白いハート、手を取り合う人々、氷のキューブ、シュノーケル、オランウータンなどが含まれる。
また今回の追加された絵文字は、多様性に富んでいることが特徴的だ。車椅子に乗った人や難聴を示す絵文字、義手や義足の絵文字も追加されている。手を取り合う人々の絵文字でも、違う人種同士の人が手を繋いでいたりと、グローバルに浸透しているダイバーシティの考え方がこの絵文字にも反映されているようだ。
Unicodeコンソーシアムは、今年3月5日(火)にUnicode 12.0を発表する予定。今回発表された新しい絵文字は4月〜12月の間にソフトウェアアップデートで利用できるように。この他にも追加された絵文字はまだまだたくさん。そのうちに絵文字だけで会話できるようになったりして。