誰もが待ち焦がれたAppleのスマートスピーカー「HomePod」の発売がついにこの夏に決定したことが明らかになった。
HomePodでできることは?
HomePodは置かれた場所に適応し、どこで再生しても原音に忠実なオーディオを届ける画期的なスピーカーで、Apple MusicやSiriと連係して、家で音楽を見つけたり操作することができるIoTデバイスだ。すでにAmazonから発売されている「Amazon Echo」シリーズやGoogleの「Google Home」などもHomePod同様のIoTデバイスと言える。
特筆すべきはそのスピーカーとしての性能だろう。スピーカーの上部に上向きに配置した高偏位ウーファーが搭載されており、低音域が際立って良質に聴こえることが注目のポイントとなっている。またパワフルなモーターが20mmという振動幅で振動板を震わせることで、音量が低い時でも低音が際立って聴こえるように。もし、スマートスピーカーを使って音楽を聴くことを考えている方であれば、最適の製品となっているはずだ。
HomePodを利用するには、iOS12以降を搭載したiPhone 5s以降、iPad Pro、iPad(第5世代以降)、iPad Air以降、iPad mini 2以降、iPod touch(第6世代)が必要となることに留意しておきたい。
How to get the most from HomePod — Apple Support
気になるお値段は? Amazon Echo Dot、Google Homeとの価格差
これだけの機能を持つスマートスピーカー、きっと気にかかるのはその販売価格だろう。HomePodはホワイトとスペースグレイの2色展開で、なんと¥32,800(税別)。安いと感じるか、高いと感じるかは人によって違うだろうが、「Google Home」の正規販売価格は¥15,120(税込)で、「Amazon Echo Dot」最新の第3世代に至っては¥5,980(税込)と、それぞれを比較するとかなりの違いがあることがわかる。
「HomePod」購入を考えている方は以上を踏まえて検討することをおすすめしたい。音質を求めるか、安価であることを求めるか、またそれぞれのAIアシスタントごとの性能の違いで、気になるものを買うのもいいかもしれない。あなたならどのスマートスピーカーを選ぶ?