ネバダ州ラスベガスで開催されている<CES 2018>でIntelのCEOブライアン・クルザニッチ(Brian Krzanich)が基調講演を行い現在直面しているプロセッサの脆弱性「Meltdown」と「Spectre」について言及しています。
CES 2018 Keynote by Intel’s CEO, Brian Krzanich
ブライアン・クルザニッチは<CES 2018>で行われた基調講演の冒頭で「Meltdown」と「Spectre」について言及。
これまでに今回発見された脆弱性による被害は報告されていないこと、被害を最小限に食い止めるための取り組むを行っていることを明らかにしています。
さらに、「過去5年の内に導入されたプロセッサや製品に関して、インテルは90%以上がアップデートされ、残りも1月末までにアップデートされる」とコメントしています。
「Meltdown」に関してAppleは各OSの最新版で軽減策を行っており、「Spectre」に関しても軽減策を盛り込んだ「iOS11.2.2」をリリースするなど各社の対応が進んでいます。
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