AppleがiOS11.3をリリース。今回のアップデートにはバッテリーの状態を確認することができる「バッテリーの状態(ベータ)」などが含まれています。
iPhoneの計画的陳腐化問題とは?
Appleがバッテリーが劣化したiPhoneのCPU性能を意図的に制限していたことが発覚。Appleはバッテリーの劣化したiPhoneの急なシャットダウンによりデバイスにダメージを与えることを防ぐための機能だと説明したが各国で訴訟が起きるなど大きな問題に発展していました。
その後Appleは3つの対応策を発表。その1つとして、バッテリーの状態を確認できる機能を搭載することをユーザーに約束していました。
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iOS11.3で導入「バッテリーの状態(ベータ)」
昨年12月にAppleが約束していたように、リリースされたiOS11.3でバッテリーの状態・パフォーマンスを確認できる機能が搭載。
「バッテリーの最大容量」、「バッテリーが通常のピークパフォーマンスに対応できる状態」であるかを確認することが新たにできるようになりました。
さらに、バッテリーの劣化により「パフォーマンス管理機能」が適用された場合は「このiPhoneで、必要なピーク電力をバッテリーが供給できなくなったため、突然のシャットダウンが発生しました。この現象が再度発生しないように、パフォーマンス管理が適用されました。」とわかりやすく表示されるようになります。
パフォーマンス管理機能は無効にできる
このパフォーマンス管理機能は無効にすることが可能。しかし、一旦無効にするとユーザーが手動で有効にすることはできないようです。
突然のシャットダウンが発生した場合に自動で再び有効になるという仕組みのようです。
その他、ARKit 1.5、iPhone Xの新しいアニ文字などがiOS11.3で追加!
さらにリアルなARを体験できるようになるARKit 1.5、iPhone Xで利用可能な新しいアニ文字などの機能が追加されています。
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