米現地時間8日(月)、AppleがiOS12.3、macOS 10.14.5など、それぞれの開発者向けベータ2を公開した。
iOS12.3ベータ2には、新元号「令和」に対応
iOS12.3、macOS 10.14.5のリリースノートでは、5月1日(水)から施行される新元号「令和」に対応している旨が明記されている。また、元号変更の最初の1年を「元年」と表示する機能も追加されたようだ。さらに、昭和の「S」や平成の「H」といった、元号のイニシャルをとり、短縮形で表示する機能も入っている模様。早速、Appleは「令和」モードということだろうか。新元号「令和」については、既にMicrosoftやAdobeが対応を表明している。
また、iOS12.3ベータ2ではiPadにペンタブを利用して、絵や文字を描く際に指先や手のひらが画面に当たって誤作動してしまう恐れを回避する「パームリジェクション」機能も追加されているようだ。
さらにアメリカでは、新たに再構築された「Apple TV」のアプリもこのiOS12.3ベータ2から導入されている。今秋にローンチ予定の「Apple TV+」に向けての施策と見られる。
今回のOSベータ2の内容は「令和」に向けて、そして先日発表された4つの新サービスに向けてのものとなったようだ。一般に向けてのローンチは5月に予定している。きっと待ち遠しい方もいらっしゃるだろうが、期待してお待ちいただきたい。
参照:Apple