Appleが行なった<WWDC 18>(ワールドワイドデベロッパカンファレンス:世界開発者会議)の基調講演でiOS 12、macOS Mojaveなどの最新版OSが発表。
iPhone、iPadに搭載されているオペレーティングシステムiOSの最新版iOS 12に搭載される新機能「Screen Time」などが紹介されました。
iOS 12の新機能「Screen Time」とは?
Screen Timeは、アプリケーションとウェブサイトにどのように時間を費やしているかの詳しい情報を知るための機能。毎日または週ごとの詳細なアクティビティレポートを作成され、ユーザが各アプリケーションに費やした合計時間、アプリケーションの各カテゴリの使用状況、通知の受信件数、iPhoneやiPadを手にとる頻度を確認することができます。子どもの特定アプリの使用時間をコントロールすることも可能です。
AppleのCEOティム・クックもiPhoneを使いすぎ?
AppleのCEOを務めるティム・クック(Tim Cook)が『CNN』のインタビューで自身のデバイス使用について言及。
「わたしは適正に使用時間を自制してきたと思っています。でも、それは間違いでした。」とデバイスの使用時間を自ら制限していたつもりであったが、それは間違えであったと明かしています。
「使用時間のデータを得られるようになって、自分が費やすべき時間よりも多くの時間を費やしていることがわかりました。iPhoneを手に取る頻度が多すぎでした。」と思っていたよりも携帯電話に依存してしまっていることに気が付いたと語っています。
さらに携帯電話への依存についてデバイスそのものに依存性ははなく、個人がデバイスの使用頻度を考えるべきだとの見解を述べています。Appleはユーザーに出荷したデバイスを助けられて欲しい、満足して欲しいとは思っているが、多くの時間をデバイスの利用に費やして欲しいとは決して思っていないと、適正なデバイスの利用を求めています。
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