10月30日にニューヨークで開催されたAppleの新製品発表会で大幅なデザイン・仕様変更が発表されたiPad Pro。
iPhone X、iPhone XSのようなベゼルレスディスプレイ、Face IDへの対応など目を引く大きなアップデートが行われています。
一方で音楽好きであれば、見逃すことができない変更点がイヤホンジャック(3.5 mmヘッドフォンジャック)の廃止です。
Appleは段階的にイヤホンジャック廃止を進めて来た
Appleは2016年発売のiPhone 7でイヤホンジャックを廃止。
以来、iPhoneのワイヤレス化を推し進めてきました。
しかし、有線のイヤホン、ヘッドホンを使用したいと考えているユーザーも多いため、移行措置として「Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」が2017年発売のiPhone X、iPhone 8/8 Plusまでは同梱。
そして2018年のiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRでは「Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」の同梱も終了させていました。
iPad Proでもイヤホンジャックが廃止!
今回、新iPad Proでもイヤホンジャックが廃止。
一方で、夏に発売となったMacBook Proや今回発表されたMacBook Airではイヤホンジャックが存続しています。
Appleがラップトップではイヤホンジャックを残しており、その理由として音楽制作などを行う際にイヤホンジャックが搭載されていた方が便利という考えなのかもしれません。
よりクリエィティブな面が強化された新iPad Proですが、iPad Proを使用しての音楽制作やDJなどは想定していないのかもしれません。
もしくは、必要に応じて「USB-C – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」を購入してもらう方針なのかもしれません。