来年中にも発表されることが有力視されているAppleのミニLED搭載デバイス。Apple初のミニLED搭載デバイスとして期待されているのは新型のiPad Proだが、この度その新型iPad Proに関する新たな情報が飛び込んできた。
ミニLED搭載のiPad Proが来年初旬に発表?
製造サプライチェーンに関連する情報を提供しているメディア・DigiTimesの情報によると、ドイツに拠点を置く光電子半導体メーカーであるオプトエレクトロニクスがAppleのミニLEDのサプライヤーとして提携したことが判明している。この提携は、来年後半にも発表を迎える可能性が高いミニLED搭載のMacBookのハイエンドモデル製造に向けてのもので、この結果オプトエレクトロニクスは台湾のEpistarに次いで、2番目のサプライヤーとなるようだ。
加えて、ミニLED搭載の12.9インチモデルの新型iPad Proについても言及されており、来年初旬にも発表される可能性が高いことも伝えられている。このiPad Proは各端末にEpistarが供給する10,000のミニLEDが搭載される予定とのこと。すでに大量生産の準備も整っているようで、今年第3四半期中にも一部部品が製造され始めている様子。Appleは今後もミニLEDサプライヤーの提携先を探していく見込みだ。
一方で、現状ミニLEDの製造コストは現在のLEDバックライトのものよりも20〜30%ほど上昇しているとも伝えられており、販売価格への影響が懸念されているが、果たして新型のiPad Proはどのようなスペックで発表されることになるだろうか? 今後の情報に期待したい!