今月20日(金)にAppleのフラッグシップスマートフォン「iPhone 11」「iPhone 11 Pro/Pro Max」が発売され、大きな話題となった。そんな中、すでに来年発売が予測されている新たなiPhoneについての情報がリークされ、注目を浴びている。
人気モデル「iPhone 4」のようなデザインに?
Apple関連のガジェットに詳しいアナリスト、ミンチー・クオ氏の予測によると、来年に発表されることが予測されているiPhoneは2010年に発売され、iPhoneシリーズの中でも高い人気を誇っていたモデル「iPhone 4」を参考にしたデザインに刷新されるとのこと。
クオ氏は、来年発表のiPhoneについて、新たな金属フレームを採用した「分割された、より複雑なデザイン」になると説明しており、またこれまでとはまったく違った射出形成を利用した製造方法となることも予測している。このデザイン変更は、高周波数帯の電波を妨害しないよう溝が設けられ、通信性能を向上させる目的だ、と説明している。また金属フレームの溝をサファイアかガラスが覆うような構造になるのではないか、とも予測している。
金属製のフレームと前面と背面のガラスパネルという構造は維持されながらも、金属フレームのデザインは、iPhone4のようなデザインに変更されるという。またサイズ感も変わるようで、OLEDディスプレイを採用した5.4インチと6.5インチのハイエンドモデル、そして6.1インチのモデルの3つが登場するのでは、とも。
性能に関しては、Qualcommの5Gモデムを搭載するようで、5Gにも対応できる端末になり、さらにToFセンサーを搭載したカメラも搭載される、とも予測している。ToFセンサーを搭載することにより、立体物の認識精度も一層高くなった超高性能カメラとなりそうだ。
発売されたばかりのiPhone 11シリーズを尻目に、すでに来年のiPhoneの噂もちらほら出回り始めている。今iPhone 11シリーズを購入するか、来年の発表を待つか、悩ましいところだ。