今年秋にも登場することが予測されているAppleのiPhoneのフラッグシップモデル「iPhone 12」(仮)。さまざまなアップデートが期待されている中、生産状況について新たな情報が飛び込んできた。
iPhone 12、やはり生産遅れ?
Appleは大抵秋に発表する製品を夏頃には生産を開始するのだが、その前にFoxxconなどの製造サプライヤーの製造ラインが正常に機能しているかどうかを確かめるため、Appleの調査員が第1四半期の間に、中国に視察に訪れるそう。しかし、情報によると、今年はコロナウイルスの蔓延により渡航制限が設けられたために、現状視察が進んでいないということが明らかになっている。
Appleの製造過程に詳しい人物によると、旧正月が終わる頃には中国での仕事が再開しているはずで、順調であれば2月中に新製品の技術検証が終わっていなければならないのだが、この時点で遅れが出ているようだ。今秋のiPhone 12の発表については「非常にまずい状況」だと伝えられている。
iPhone 12はApple初の5G対応スマホとして注目を浴びており、5.4インチモデルと2つの6.1インチモデル、さらに6.7インチモデルと4つのモデルが登場することも予測されている。また15インチのMacBook Proに匹敵する性能を持つ新たなプロセッサ「A14」が搭載することも示唆されている。これまでにないほどのアップデートに期待がかかっている中、発表の遅れが心配されるが、果たして今秋中に無事登場するのだろうか? 続報を待ちたい。