今年秋にも登場することがうわさされているAppleのフラッグシップiPhone「iPhone 12」シリーズについて、Apple関連の情報を解析しているアナリスト、ミンチー・クオ氏が新たな情報を公開し、話題を呼んでいる。
iPhone 12はEarPodsが同梱されないとのうわさ
クオ氏の最新レポートによると、iPhone 12シリーズには、初代のiPhone以来同梱され続けていたAppleのイヤホン「EarPods」が同梱されない、と予測されている。クオ氏は、EarPodsが同梱されない理由として、Appleが今後AirPodsのプロモーションに力を入れ、需要を訴求するためではないか、と伝えている。2020年の後半にはAirPodsに関する特別なプロモーションが導入されることも合わせて予想している。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、出荷数が減少したAirPodsは、前四半期より29％もの出荷数が減少しており、1,720万台にとどまる可能性がある、とクオ氏は指摘しながらも、一方で今後のプロモーションで需要が高まり、2020年後半には9,380万台まで出荷数が伸びているだろう、と予測している。クオ氏の予測通り、AirPodsが普及されれば、今後なじみのあるEarPodsが廃止される可能性も高いと言えるだろう。
今回の情報に合わせてクオ氏は、Apple関連のリーク情報を取り扱うジョン・プロッサー氏が提唱していた新型のAirPodsの近日中の発表に関する情報を否定し、2021年前半まで新型AirPodsが登場しないことも明言している。第2世代のiPhone SEや新型の13インチMacBook Proの発表日を見事に的中させたことで注目を集めているプロッサー氏の情報を真っ向から否定する情報だけに、注目度も高まっていると言える。続報に期待しよう！
