今年秋にも発表されることが有力視されているAppleのフラッグシップiPhone「iPhone 12」シリーズ。Apple初の5G対応モデルも含まれていることが伝えられている本シリーズについて、新たな情報が飛び込んできた。
iPhone 12のデザインは7月に最終決定?
Appleのリーク情報などを取り扱うYouTubeチャンネル「EverythingApplePro」がTwitterを更新。iPhone 12シリーズの最新のCADデータとみられる画像を投稿し、注目を集めている。
画像内には、iPhone 12シリーズとして登場するとされる5.4インチ、6.1インチ、6.7インチモデルの3種のCADデータが収録されている。これまでの情報では、ノッチの幅が縮小されること、また背面にトリプルカメラに加え、LiDARスキャナが全モデルに搭載されることが伝えられていたが、今回公開されたCAD画像を見ると、ノッチ幅はiPhone 11と変わらず、LiDARスキャナも6.7インチモデルにのみ搭載されたデザインになっているようにも見える。投稿したEverythingAppleProも「iPhone 12のデザインは私たちが考えていたものとは違うものになりそうです」と説明している。
iPhone 12 design will likely not be what we thought. Recent iPhone 12 CADs paint a completely different picture. Did Apple pull a fast one on the leak community? pic.twitter.com/bPYoij4V41
— EverythingApplePro (@EveryApplePro) June 18, 2020
一方で、著名なリーカーとして知られるベン・ジェスキン氏とジョン・プロッサー氏はこれに反論。ジェスキン氏は「このバージョンのCADは間違っている」としながら、「最終のデザイン案は7月」に決まることも示しており、プロッサー氏もこれに同調するように、絵文字のみのリプライを投稿している。
I just had a dream, the voice said to me: This version of CAD is wrong. Dimentions, form and buttons are right, enough for the case manufacturing. But they don’t need data from the front and back camera layout. So they just used the old one. We need to wait. Final data in July.
— Ben Geskin (@BenGeskin) June 18, 2020
iPhone 12シリーズのデザイン案については、多くの情報が錯綜しているが、現状発表時期についても未だ未確定な要素が多く、はっきりとした情報が伝えられていない。今年9月に発表、10月に発売という情報が最新となっているが、続報に注視したい。