今年9月にも発表される見込みのAppleのフラッグシップiPhone「iPhone 12」シリーズ。Apple初の5G対応スマホとなるだけでなく、トリプルカメラに加え、今年発売の新型iPad Proにも採用されているLiDARスキャナを搭載するなど、さまざまな進化が期待されている。そしてこの度、本シリーズの背面に搭載されるカメラについて、新たな情報が飛び込んできた。
iPhone 12 Proシリーズは4K画質で240fpsのビデオ撮影が可能に!?
Apple関連のリーク情報を取り扱うYouTubeチャンネル「EverythingApplePro」にて、最新動画が公開され、その中でiPhone 12シリーズのハイエンドモデルに当たる6.1インチのiPhone 12 Proと6.7インチのiPhone 12 Pro Maxの最新情報が伝えられた。動画内では、先日リリースされたiOS 14のベータ版の解析の結果、iPhone 12 ProとPro Maxのリアカメラの動画撮影で、4K画質+120fpsもしくは240fpsの映像を撮影できるようになることが確認できた、と紹介されている。
fps(フレームレート)とは1秒間の間に、どれだけのコマ数を撮影できるかを示す指標。iPhone 11 Proシリーズでは、4K画質での撮影において、60fps(1秒間に60コマ)の撮影が可能となっていたが、今回その数値を大きく超える120fps(1秒間に120コマ)、240fps(1秒間に240コマ)の撮影が可能となるようだ。これにより、iPhone 12 Pro/Pro Maxで4K画質の動画を撮影すれば、一層なめらかな動きを捉えることができるようになる。またこの撮影モードは、スローモーションの撮影向けに導入されるのではないか、と指摘する声も挙がっており、通常の撮影ではあまり使用しないモードとなる可能性も示唆されている。
「EverythingApplePro」を運営しているフィリップ・コロイ氏によると、Appleはすでにこの撮影モードのテストを実施済みであり、iPhone 12 Proシリーズで導入できることも確認済みとのこと。これが実現すれば、iPhoneを用いてよりプロ仕様の撮影ができるようになるかも?