今年秋にも発表されることが有力視されているAppleのフラッグシップiPhone「iPhone 12」シリーズ。Apple初の5G対応となることも伝えられており、そのほかにもさまざまなアップデートが期待されているが、この度、iPhone 12シリーズでサポートする5Gの周波数帯に関する新たな情報が飛び込んできた。
iPhone 12シリーズはミリ波&サブ6GHzどちらもサポート?
情報によると、iPhone 12シリーズでは2つの5G周波数帯をサポートすることが伝えられている。超高速のミリ波(mmWave)帯と、速度は劣るもののより広域に対応できるサブ6GHz(sub-6GHz)帯をサポートするようだ。これまでにも報告されている通り、地域によってはミリ波帯が敷設されていない場合もあるため、サブ6GHz帯に対応するモデルのみ発売される地域もあることが、今回の情報で改めて確認されている。
さらに、台湾の業界筋によると、今年のiPhone 12シリーズでは両周波数帯に対応するものの、2021年以降のシリーズではどちらか一方のみをサポートすることになるようだ。iPhone 12シリーズでミリ波帯とサブ6GHz帯のどちらが多く利用されるかを見極め、結果的にサポートする周波数帯を一方に絞ることが伝えられている。
現状日本で発売されている5G対応のスマホのほとんどがサブ6GHz帯にのみ対応しており、Samsungのフラッグシップスマホである「Galaxy S20+ 5G」など一部のモデルがミリ波帯をサポートしているという状況だ。日本では両周波数帯をサポートするiPhone 12が発売されるだろうか? 今後の情報に期待したい!