今年秋にも発表されることが予測されているAppleのフラッグシップiPhone「iPhone 12」シリーズ。5.4インチ、6.7インチ、6.1インチの2種の計4モデルが登場すると見込まれているが、この度、最も小さな5.4インチモデルのモックアップが公開された。
iPhone 12の5.4インチモデルのモックアップが公開!
今回公開されたモックアップは、Apple関連の情報を提供しているメディア・MacRumorsのフォーラムユーザーであるiZac氏が紹介しているもの。iZac氏は、リーク情報を基に自身で描いたCADデータを参考にしながら作成したというiPhone 12の5.4インチモデルのモックアップと、サイズ感が近いと見込まれている2016年発売の第1世代iPhone SE、そして同年に発売されたiPhone 7の3台を並べ、その筐体の大きさを比較している。
iZac氏は自身の手で持ち比べてみた所見を述べており、手の収まりはよく、どちらかといえばiPhone 7のグリップ感に近い、と説明。その理由として、iPad Proのように側面がフラットになったことでグリップ感が増していることを挙げている。さらにiPhone 12と第1世代iPhone SE、iPhone 7との実寸も比較しており、iPhone SEよりも7mm幅が広く、iPhone 7よりも3mmほど狭くなっているようだ。
iPhone 12の5.4インチモデルは5Gにも対応し、最新のプロセッサ「A14」チップを搭載するなど、高標準なスペックも期待されている。手のひらに収まるサイズ感でありながら、高スペックなiPhoneを待ち望んでいる方は多いはず。一方で、現状リークされているデザインがまだ最終のデザイン案でないことも指摘されており、今後変更がある可能性も。さらなる情報に注目したい。