今月中にも発表されることが示唆されているAppleのフラッグシップiPhone「iPhone 12」シリーズ。Apple初の5G対応スマホとなることも伝えられており、多くの注目を集めている本シリーズに続く後継シリーズとして、来年「iPhone 13」(仮)シリーズが発表されることが期待されているが、この度このiPhone 13シリーズに関する情報が公開され、話題となっている。
来年発表のiPhone 13シリーズの情報が公開か!?
スマートフォンなどに利用されるディスプレイのサプライチェーンに関する情報を提供しているメディア「DSCC」のCEOであるロス・ヤング氏が自身のTwitterを更新。来年発表されるであろうiPhone 13シリーズのスペックに関する情報をDSCCの公式見解として公開している。iPhone 12シリーズ同様、4モデルが登場する可能性を示唆しながら、それぞれがOLEDディスプレイとタッチパネルを統合したディスプレイ「Y-OCTA」を採用するだろうと予測。また、iPhone 12シリーズでは、ハイエンドモデルである6.7インチモデル「iPhone 12 Pro Max」でしか実現しないとうわさされているToFセンサーの搭載も、Proシリーズの2モデルで採用されることを示唆している。
一方で、今年春に発売されたiPhone SEの後継機が来年にも発表されることが各所で伝えられていたものの、ヤング氏は来年の発表はなく、2022年春まで発表されない可能性を指摘している。しかしながら、2022年発表のiPhone SE後継機では、5G導入の可能性も高いことを予想しており、安価でありながら5Gに対応するモデルが登場する可能性もあるようだ。
ヤング氏は来年発表のiPhone 13シリーズの最も注目すべき特徴として、LTPOを搭載することによって実現するリフレッシュレートの高いProMotionディスプレイの採用を挙げている。ProMotionディスプレイはiPhone 12シリーズでも採用される可能性が指摘されていたものの、消費電力を抑えることが可能になるLTPO技術の開発が進んでいなかったために実現は不可能だろう、との見解がヤング氏をはじめ各所で伝えられている。
Most important development on the iPhone 13 models from my perspective will be ProMotion with variable refresh rates through LTPO adoption on the Pro models.
— Ross Young (@DSCCRoss) October 2, 2020
来年発表が期待されるiPhone 13シリーズ。果たしてどのようなスペックで登場することになるだろうか? さらなる情報に期待したい!