今年9月にも発表を控えているとされるAppleの新型iPhone。昨年発売のiPhone 12シリーズからわずかなアップデートが施され、発表される可能性も示唆されていることから、「iPhone 12s」シリーズとして登場することも伝えられている中、この度本シリーズに関する新たな情報が飛び込んできた。
新型iPhoneのProシリーズにLTPO搭載か?
スマートフォンなどに利用されるディスプレイのサプライチェーンに関する情報を提供しているメディア「DSCC」のCEOであるロス・ヤング氏が自身のTwitterを更新。今年発表を控えているスマホの中で、LTPOを採用する可能性が高いモデルを紹介しており、iPhone 12s Proそして、iPhone 12s Pro Maxの2種類に採用されると伝えている。iPhone 12sシリーズは、iPhone 12シリーズ同様、無印シリーズとProシリーズの2種類に分かれ、計4モデルが発表されることも示唆されている。ヤング氏によると、そのうちのProシリーズにLTPOが採用されることになるようだ。
Actual and rumored LTPO Smartphones for 2021 so far
– S21 Ultra
– Oppo Find X3/Pro
– Z Flip 3
– Z Fold 3
– Xiaomi Mi 12
– Huawei Mate 50 Pro
– Apple iPhone 12s Pro
– Apple iPhone 12s Pro Max— Ross Young (@DSCCRoss) January 22, 2021
低温多結晶シリコン(LTPS)と酸化物の利点を組み合わせたディスプレイバックプレーンの技術のひとつであるLTPOを駆使すれば、高いリフレッシュレートにも対応しながらも消費電力を抑えることが可能になるため、iPhone 12シリーズでも搭載が噂されていた120Hzのリフレッシュレートを誇るProMotionディスプレイ搭載の可能性も高くなる。これにより、スマホをタッチ操作する際やゲームをプレイする際などに、操作に対してよりインタラクティブに映像が動くため、一層なめらかなゲームプレイが可能になることも期待されている。このほか、ディスプレイ下のTouch IDが採用されることも示唆されている新型iPhone。今後のさらなる情報に期待したい!