今年9月にも発表を控えているとされるAppleの新型iPhone。昨年発売のiPhone 12シリーズからわずかなアップデートが施され、発表される可能性も示唆されていることから、「iPhone 12s」シリーズとして登場することも伝えられている中、この度本シリーズに関する新たな情報が飛び込んできた。

新型iPhoneのProシリーズにLTPO搭載か?

スマートフォンなどに利用されるディスプレイのサプライチェーンに関する情報を提供しているメディア「DSCC」のCEOであるロス・ヤング氏が自身のTwitterを更新。今年発表を控えているスマホの中で、LTPOを採用する可能性が高いモデルを紹介しており、iPhone 12s Proそして、iPhone 12s Pro Maxの2種類に採用されると伝えている。iPhone 12sシリーズは、iPhone 12シリーズ同様、無印シリーズとProシリーズの2種類に分かれ、計4モデルが発表されることも示唆されている。ヤング氏によると、そのうちのProシリーズにLTPOが採用されることになるようだ。

低温多結晶シリコン(LTPS)と酸化物の利点を組み合わせたディスプレイバックプレーンの技術のひとつであるLTPOを駆使すれば、高いリフレッシュレートにも対応しながらも消費電力を抑えることが可能になるため、iPhone 12シリーズでも搭載が噂されていた120Hzのリフレッシュレートを誇るProMotionディスプレイ搭載の可能性も高くなる。これにより、スマホをタッチ操作する際やゲームをプレイする際などに、操作に対してよりインタラクティブに映像が動くため、一層なめらかなゲームプレイが可能になることも期待されている。このほか、ディスプレイ下のTouch IDが採用されることも示唆されている新型iPhone。今後のさらなる情報に期待したい!

9月発表の新型iPhoneのProシリーズでついに120Hzのリフレッシュレート実現?LTPO搭載か tech210125_iphone13_main
Photo via EverythingApplePro(YouTube)