今年9月にも発表を控えているとされるAppleの新型iPhone「iPhone 13」シリーズ。スクリーン下の指紋認証機能やポートレス化の実現など、さまざまなアップデートが期待されている中、この度本シリーズに関する新情報が飛び込んできた。
9月発表とうわさのiPhone 13はWi-Fi 6Eに対応する?
バークレイズのアナリスト、Blayne Curtis氏とThomas O’Malley氏が公開した調査レポートにて、iPhone 13シリーズがWi-Fi 6の拡張版にあたるWi-Fi 6Eに対応する旨が報告されている。Appleと提携するサプライヤーのひとつである半導体メーカー・Skyworksに関する今回のレポートでは、SkyworksがWi-Fi 6Eに利用するものを含め、iPhone 13シリーズ向けにさまざまなコンポーネントを提供する見通しであることから、現状の投資家の予測が“後ろ向きすぎる”のではないか、と伝えられている。iPhone 13シリーズがWi-Fi 6Eに対応する可能性がかなり高いとも言える。
Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のWi-Fi規格である2.5GHz帯と5GHz帯に加え、6GHz帯での利用も可能な規格だ。日本では早ければ今年から運用がスタートすることも期待されているWi-Fi 6Eでは、最大7つの160MHzチャネルが利用できるようになり、周波数帯の混雑を解消しながら高速なデータ通信を実現できる。5Gへの対応に続き、より高速での通信が可能になることが期待できるiPhone 13シリーズ。どのような仕様で登場するか、今後のさらなる情報に注視したい!