先日20日(金)にフラッグシップモデル「iPhone 11」「iPhone 11 Pro/Pro Max」が発売されたばかりのAppleスマートフォン「iPhone」シリーズ。性能ばかりでなく、端末の耐久性も話題となっている中、この最新モデルではなく、2015年に発売された「iPhone 6s」について驚きのニュースが飛び込んで来た。
飛行機から落ちたiPhone 6s、1年後に発見され、まさかの動作確認
報道によると、写真家のHaukur Snorrason氏が南アイスランドに位置する河川スカフタを、飛行機に乗って上空から撮影することを試みていたところ、不運にも、携帯していた自身のiPhone 6sを落としてしまったのだという。当時200フィートの高さまで昇っており、また岩が点在する地域に落としてしまったことから半ば発見を諦めていたのだとか。
それから13ヶ月後、その地域をハイキングしていたという方から突然Snorrason氏が飛行機から落としてしまったiPhone 6sが見つかったという連絡が。しかも1年以上もの間、雨風にさらされていたにも関わらず、ほとんど何の問題もなく動作したというのだ。インタビューに応えたSnorrason氏は「幸運にも、ラバ草原のあちこちに生えている苔の一部の上に落ちたんだ」と、iPhone 6sが落ちた際の状況を説明している。「この地域の苔は比較的厚くて、30cmにも及ぶものもあるんだ。それがiPhoneが落ちても平気だった大きな要因だと思うよ」
プラスチックのカバーで包んでいたことも功を奏したようで、iPhone 6sは「インターネットにも繋がるし、写真もビデオも遅れる」状態で無事手元に返ってきたんだそう。ただ「ダメージと言えるのは電話をかけることができても、相手側が何も聞こえないことぐらいだ」と電話ができなくなってしまっていた様子。たったそれだけで済んだのは奇跡と言ってもいいほど。それだけiPhoneの耐久性が素晴らしい、ということなのだろうか……?