昨年4月に発売され、多くのファンを熱狂させたAppleの廉価版iPhone「iPhone SE」。第1世代発売から約4年経過し発表された第2世代モデルは、4.7インチというそのコンパクトなサイズ感が話題を呼び、世界中で多くの人気を集める結果に。今年中にもその後継機となる第3世代の発表が控えているとも伝えられていた中、この度新たな情報が飛び込んできた。
第3世代のiPhone SEは今年発表ならず?
アメリカの金融グループ、JPモルガンに所属するサプライチェーン関連のアナリスト、William Yang氏が、2021年中にも発表が期待されていた第3世代のiPhone SEについてのレポートを発表。Appleのサプライチェーンがすでに廉価版モデルの開発に着手しているものの、2022年まで発表されない、と伝えている。またYang氏は、現在開発が進んでいるとされる第3世代のiPhone SEについて、デザインは第2世代のものと変わりない、と予測している一方で、チップセットがアップグレードし、A14 Bionicチップを搭載する可能性が高い、と示唆している。加えて、2019年に発表を迎えたiPhone 11シリーズが好評だったことから、本シリーズに準拠する廉価版モデルの製造も検討されている、とも伝えられている。
Apple関連の情報に精通するミンチー・クオ氏は、第3世代のiPhone SEについて、今年下半期にも発表を迎えるのではないか、と予測しており、Yang氏の主張とは食い違っている様子。当初は今年上半期中にも発表されると予測されていたモデルだけに、その発表時期に注目が集まっているが、果たしていつ発表を迎えることになるだろうか?