Appleが9月に発表したiPhone Xが1週間後の10月27日(金)にいよいよ予約が開始となります。
「The future is here(未来がここに)」というフレーズを体現するように様々な機能が詰め込まれたiPhone Xについて知っておきたい10のことをご紹介します。
初回出荷台数が少ないことが予想されているiPhone X。どのモデルが人気となりそうか、64GBモデルと256GBモデルの価格差なども合わせて確認しておきましょう!
「10年以上もの間、私たちが考えてきたのは全面ディスプレイのiPhoneを作ることでした。そのビジョンを実現したのがiPhone Xです。10年前のiPhone発表時には、私たちは携帯電話をマルチタッチで変革しました。iPhone Xは、iPhoneの新しい時代、デバイスがユーザー体験に完全に溶け込む時代の幕開けを告げるものになるでしょう」
「iPhone Xはスマートフォンの未来です。革新的なTrueDepthカメラシステム、美しいSuper Retinaディスプレイ、ニューラルエンジンを備えた超高速のA11 Bionicチップのような、素晴らしくかつ新しいテクノロジーを満載しています。iPhone Xでは、Face IDによるiPhoneのロック解除に始まり、没入型のARゲームのプレイ、アニ文字を使ったメッセージのやり取りまで、流れるようにスムーズな新しいユーザー体験が可能になっています。これこそiPhoneの次の10年の始まりです」
iPhone X:知っておきたい“10”のこと
1. ベゼルレスのOLEDディスプレイ
5.8インチの「Super Retina HDディスプレイ」はiPhoneに初めて搭載されるOLEDスクリーンで、深く美しい色、漆黒の黒、高いコントラスト比(1,000,000:1)、スマートフォンで最高レベルのシステムワイドのカラーマネジメントといった特長も備えています。True Toneテクノロジーによりディスプレイのホワイトバランスが調整されるのでどんな環境でも美しいディスプレイを体感することができます。
2. TrueDepthカメラ
7メガピクセルTrueDepthカメラは広色域キャプチャ、自動イメージ補正、正確な露出コントロールが特長でより繊細な写真を撮影することができるようになります。
3. Face ID
TrueDepthカメラを活用したFace IDでは、30,000以上の目に見えない赤外線ドットを投射し、それを読み取りデータと照合することでロックを解除することができます。ロックを解除できるのはiPhone Xを注視したときだけで写真などを利用してロックを解除することはできないように設計されています。
4. 3D絵文字「アニ文字」
TrueDepthカメラとA11 Bionicチップが連動して50以上の異なる表情筋の動きを撮影·解析し絵文字に反映させることができる「アニ文字」が標準搭載のメッセージアプリで使用できるようになります。
5. ポートレートライティング
ポートレートライティングを用いたポートレートモードでは、iPhone上でドラマチックなスタジオ照明エフェクトが可能になり、5種類の異なる照明スタイルを使って、浅い被写界深度エフェクトで印象的なポートレートを撮影することができます。
▼RELATED
[AppleがiPhone 8 Plus、iPhone X搭載「ポートレートライティング」紹介動画を公開!]
[「iPhone X」ポートレート撮影が強化!インスタ時代にピッタリなiPhoneが誕生]
6. 12MP広角カメラと12MP望遠カメラ
再設計されたデュアル光学式手ぶれ補正(OIS)を備えたデュアル12メガピクセル背面カメラシステムが特長。広角カメラのƒ/1.8開口部と、改良された望遠カメラのƒ/2.4開口部の2つのカメラを組み合わせることで写真やビデオの品質が向上します。iPhone 8 PlusよりもiPhone Xの方が若干明るい望遠レンズが採用されています。
7. ワイヤレス充電
今までiPhoneで採用されていたの金属ではなくガラス製の背面が採用され、既存のワイヤレス充電規格「Qi」に対応。ワイヤレス充電が実現しました。アップル(Apple)純正のワイヤレス充電器「AirPower」は2018年発売予定。
▼RELATED
アップル純正「AirPower」は2018年発売。それまではアップル推奨ベルキンのワイヤレス充電器を!
8. iOS11
iPhone Xを直感的に操作できるように設計されています。ホームボタンがないiPhone Xですが下側からスワイプするだけでホーム画面に戻ることができます。
9. A11 Bionicチップ
より高速化され、エネルギー効率されiPhone 7より2時間も長い駆動時間を実現されています。
10. AR(拡張現実)の強化
AR(拡張現実)体験を実現できるようにカスタムされています。ARKitがデベロッパに提供されており今後、TrueDepthカメラおよび背面カメラを利用したゲームやアプリが続々登場することとなりそうです。