今月19日(月)にスタートしたLINEの新コンテンツ「OpenChat(オープンチャット)」がわずか2日たらずで新規ユーザーが参加できない状態になっている。
「OpenChat」とは?
オープンチャットは“共通の関心事や共通点がある人たち同士で会話や情報交換を楽しめるように。”という名目でスタートしたLINEの新たなチャット機能だ。メイン画面の「ピックアップ」に表示されているトークルームや、関心事について検索することで特定の話題のトークルームを検索できる機能を駆使して、不特定多数の人々と会話を楽しめるサービスだ。アカウント情報を交換していない相手とも、共通の話題で盛り上がることができることもあり、サービス開始後から大いに盛り上がりを見せていた。
そんな中、LINEは昨日20日(火)、検索機能および「ピックアップ」表示について、サービス停止を発表。現在、LINEユーザーが新たにオープンチャットのトークルームに入会できない事態に。どうやら出会い系や特殊詐欺のような違反行為が横行していたようだ。
LINE株式会社はこの騒動について「OpenChatをご利用いただき、誠にありがとうございます。OpenChatは興味関心事やライフスタイルの話題で会話や情報交換を楽しむ場として誕生しました。LINE株式会社では、コミュニケーションを楽しむすべてのユーザーの皆様に安心・安全にサービスをお使いいただくことを何よりも最優先に考えています。その運営方針にのっとり、今後もOpenChatを安心・安全にお楽しみいただけるよう、違反行為への取り締まり強化など環境整備に努めております」とコメントを発表。事態の収拾に向けて、対応していることを告げている。
また合わせて今後の対策についても公表。違反行為への取り締まり強化やNGワードの自動削除、未成年及び年齢認証を行っていない方に対する一部利用制限も実施していく模様だ。