昨年新型の16インチMacBook Proを発表したばかりのAppleが、MacBookの新機能としてタッチスクリーン化を検討しているのではないか、と報じられた。
MacBookがタッチスクリーンに?
Appleは米国特許商標庁に申請し、16日(木)に公開した特許のなかで、ラップトップをタッチスクリーン化する旨を記載していたことが明らかになっている。特許内では「ラップトップのディスプレイはタッチ感応式のディスプレイ」になると明記されている。また「ユーザーがディスプレイ上でさまざまな入力を指で行うこともある」とも記載されている。
またこの特許内では、Apple社製のラップトップ(MacBook)とスマートフォン(iPhone)をインタラクティブに操作できる「クロスデバイス・インタラクション」と呼ばれる機能についても記載されており、片方のデバイスを操作することで、もう一方のデバイスをも操作できる機能を今後導入することも検討していることが判明している。「ユーザーはいくつかのデバイスを互いに作用させ、保存されているコンテンツにアクセスすることもでき、またそれぞれのデバイスから情報を得ることも可能」と特許内には記されている。
Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長であるクレイグ・フェデリギは以前「我々は、Macを使う人間工学として、ユーザーの手はサーフェスの上に乗っているべきと本当に感じていて、スクリーンをつつくために腕を上げるのは相当疲れる行為だと思っています」と語っており、タッチスクリーンの導入には否定的だったが、今後AppleはついにMacBookのタッチスクリーン化を計っていくつもりのようだ。果たしていつ頃実現するだろうか? 乞うご期待!