今年後半にも発表が期待されているAppleの新型MacBook Pro。16インチモデルに加え、新たに14インチモデルが登場し、またこれまでのデザイン言語を刷新したモデルとして発表されることも示唆されている中、この度新型MacBook Proの発表時期に関する新たな情報が飛び込んできた。
新型MacBook Proは今年後半発表も、発売が数週間遅れる?
サプライチェーンに関連するリーク情報を紹介している台湾のメディア・DigiTimesにて公開された情報によると、Appleと提携サプライヤーは今年後半のローンチに向けて、新型MacBook Proに採用される予定のミニLEDの製造を急いでいるものの、サプライヤーの拠点が集中している台湾でのコロナウイルス感染拡大を受け、先日発表を迎えたばかりの新型iPad Proに搭載されるミニLEDの製造が現在逼迫しており、その影響で新型MacBook Pro用のミニLEDの大量生産時期も予定より遅くなる可能性があるという。DigiTimesは新型MacBook Pro用ミニLEDの大量生産開始時期について、2021年第4四半期もしくは2022年第1四半期までずれ込むのではないか、と予測している。
その一方で、DigiTimesでは、新型MacBook Proの発表自体は今年後半が有力という見解が改めて紹介されている。ただ発表から時間を空けての発売となる可能性が高いことも併せて予想しており、新型iPad Proや新型iMacが発表から1ヶ月ほど遅れての発売となったように、少なくとも数週間は遅れて発売されるだろう、とも伝えている。
新型MacBook ProはミニLEDの搭載だけでなく、Touch Barの廃止やHDMIポートならびにSDカードスロットの復活など、デザイン言語が刷新される可能性も指摘されており、高い需要が見込まれているが、果たしていつ発表を迎えることになるだろうか? 今後のさらなる情報に期待だ!