音楽の定額聴き放題サービスを提供するSpotifyがハードウェアの開発に乗り出すかもしれません。
現在Spotifyは「Project Manager Hardware Production & Engineering」、「Senior Project Manager Hardware Production」、「Operations Manager – Hardware Product」などハードウェアの製造、開発に関わるポジションの人材を募集しています。
ハードウェアプロダクションとエンジニアリングの経験を持つプロジェクトマネージャーを募集している「Project Manager Hardware Production & Engineering」の求人内容をみてみましょう。
「ハードウェアを通じた革新的なSpotifyの体験を作り上げることに貢献してくれる人材」、「あなたの仕事は世界の音楽体験の方法に大きな影響を与えることになります」とハードウェアを通じてより素晴らしい音楽体験をユーザに届けることを目指しているようです。
Spotifyがスマートスピーカーを開発? ユーザーの囲い込み?
音楽体験に変革をもたらしてくれるようなハードウェアとして真っ先に思い浮かぶのがスマートスピーカーではないでしょうか。
Googleの「Google Home」、Amazonの「Amazon Echo(Alexa)」、そしてAppleの「HomePod(Siri)」など各社が続々と新製品をリリースしているスマートスピーカー市場。
AmazonはAmazon Echoの発売と共にAmazon Music Unlimitedを日本でもスタートさせ、Echoユーザ向けの格安料金プランを提供。
Appleのアメリカなどの国で2月に発売された、HomePod(日本発売未定)ではApple製品、Apple Musicとの連携が可能となっています。
ハードウェアを販売することで各社がユーザーの囲い込みを行なっている状況をみて、Spotifyも同様の戦略をとる可能性は十分に考えれます。
また、スマートスピーカーだけでなく、Spotifyを組み込んだApple Watchのようなウェアラブルデバイスの開発に乗り出す可能性も考えられるのではないでしょうか?