世界初の折りたたみスマホを開発したスマートフォンメーカー、Xiaomiが新たな技術に着手していることを発表した。

ディスプレイの下に隠れるインカメラ?

Appleの「iPhone X」以降のシリーズやGoogleの「Pixel 3」以降のシリーズなどで見られる、ディスプレイ上部を切り欠き、インカメラを搭載するノッチがあるディスプレイが現行スマートフォンの主流になりつつある中、Xiaomiは今回なんとインカメラをディスプレイ下にインカメラを埋め込む技術を開発中だという

Xiaomiのヴァイス・プレジデントWang XiangのTwitterによると、現在開発中のこの技術は「アンダーディスプレイ・カメラ」と呼ばれるもので、反射率が低く、透過率の高い特別製のディスプレイを駆使することで実現できるもので、その結果、ディスプレイを切り抜いたり、穴を開けたりする必要がなくなるようだ。

またノッチやパンチホール型にディスプレイを切り抜いてインカメラを搭載するとなると、どうしてもインカメラそのものを小さくする必要があるのだが、このディスプレイを使うことによって、カメラを小さくして搭載する必要がなくなり、質の高い写真を撮ることも可能になるという。

現在のところ、この技術は開発段階ではあるが、今回の発表を見る限り、そう遠くない未来に「アンダーディスプレイ・カメラ」が実現されるはずだ。

Xiaomiは折りたたみスマホの市場を開拓したり、今回のように新たな技術を生み出したりと、先進的な企業であることは間違いない。もしかすると、近い将来Xiaomiがスマートフォン市場のトップに立つことも……?

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