Interview:松浦俊夫

クルマに憧れるのが大人への入口みたいな部分があった

――松浦さんは、InterFM「TOKYO MOON」のDJとして、ドライブミュージックを選曲されることもありますよね。

ええ。クルマ、大好きですから。車内でかける音楽にもかなりこだわります。

――アバルトについてはどんなイメージをお持ちですか?

フィアットのチューンドメーカーというイメージですね。僕がクルマに興味を持ち始めたのは10代とかかな。昔は今よりも若い子たちがクルマに憧れるっていう時代だったから、バイク、クルマという順で免許を取っていくっていう。それが大人への入口みたいな部分があったと思います。

――アバルトに乗ったことはありますか?

今のクルマで9台目になりますけど、どういうわけかこれまでイタリア車に縁がありませんでした。憧れはありますが。でも、アルファ ロメオとは5年ぐらい前にコンピレイションを作ったことがあります。たしかアバルトとアルファ ロメオは同じフィアット・グループでしたよね? イタリアのトリノまで行き、フィアットのテストコース、バロッコ()を走りましたよ。

ミラノ西に位置するフィアットグループのテストコース。元々アルファ ロメオのテストドライビングコースだったが、現在はアルファ ロメオだけでなくフィアット、ランチアなどのテストコースとなっている。)

――それはコンピレイションの選曲イメージを高めるために、ですか?

そうですね。ある程度イメージする楽曲を車内で聴いてみて、イメージに合うかどうかを確かめてみたかったので。

次ページ:「銘柄にこだわるっていうよりは、自分にフィットしてるかどうかという部分を考えます」