大学生は長い長い春休みに突入。寒いしな〜んにすることがない……と家でコタツに入ってゴロゴロしてちゃもったいない！ せっかくの休みはアートに触れて、心を豊かにしてみませんか？ と、いうことでQetic読者にオススメする、現在開催中の展覧会を5つピックアップしてみました。内いくつかは編集部が実際に行ってきまして、個人的に「ココに注目してほしいゾ」という展覧会の見どころをレポート！ 特別に展覧会の広報さんからコメントを頂いたものもあるので、合わせてチェックしてみてくださいね。それではどうぞー！
大友良英 音楽と美術のあいだ @ NTTインターコミュニケーション・センター［ICC］
《quartets》2008年 写真提供:山口情報芸術センター [YCAM]
即興音楽からポピュラー音楽、さらに映画やテレビの劇伴音楽まで、幅広い音楽の領域で活動する音楽家大友良英は、その一方で美術館やギャラリーなどでの展覧会への参加や、インスタレーション作品を制作するなど、美術の領域での発表も数多く行なっている。この展覧会では、テーマを「音楽と美術のあいだ」とし、いまいちど「音楽」と「美術」という異なる表現の相違に目を向け、それらの「あいだ」にあるものとはなにかを、複数のインスタレーションとさまざまなイベントによって考える。
大友良英《guitar solos 1》2014年
写真提供:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
撮影:木奥恵三
「大友良英 音楽と美術のあいだ」展
写真提供:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
撮影:木奥恵三
【Qetic的おすすめポイント】
なんといっても特筆すべきは、《quartets》の豪華な出演陣。大友良英、ジム・オルークにカヒミ・カリィ、一楽義光までもが四角いキュープの中に閉じ込められちゃっていいの！？ なんて思いながら、8名のミュージシャンの音と映像が混じりあう贅沢な空間にウットリ。また、関連イベントとして同会場でシンポジウムやコンサートも行われるので、合わせてチェックしてみてくださいね。こちらの出演陣も豪華です……！
大友良英 音楽と美術のあいだ
2014.11.22（土）- 2015.02.22（日）＠NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] ギャラリーA
OPEN 11:00／CLOSE 18:00
※入場は閉場の30分前まで
休館日：月曜日（月曜が祝日の場合翌日）、保守点検日 02.08（日）
入場料：一般・大学生 ¥500（400）／高校生以下無料
※（）内は15名様以上の団体料金
アンサンブルズ・アジア シンポジウム＆コンサート
［第一部］シンポジウム
2015.02.11（水・祝）＠ICC 4階 特設会場
START 14:00
出演：大友良英、ユエン・チーワイ、dj sniff、Sachiko M、米子匡司
司会：畠中実（ICC）
定員：300名（当日先着順）
入場無料
※日英通訳付き
［第二部］コンサート
2015.02.11（水・祝）＠ICC 4階 特設会場
START 19:00
ADV ¥1,500／DOOR ¥2,000
出演：大友良英、ユエン・チーワイ、dj sniff、Sachiko M、米子匡司
定員：300名（全席自由）
TICKET：イープラス
quartets live
2015.02.20（金）＠ICC 4階 特設会場
OPEN 18:30／START 19:00
ADV ¥1,500／DOOR ¥2,000
出演：quartets（大友良英、石川高、Sachiko M、ジム・オルーク、山本精一）
定員：300名（全席自由）
TICKET：イープラス
森山大道写真展『DAZAI』 ＠AM
©Daido Moriyama
中学時代に太宰治の作品と出会い、青春期に多大な影響を受けたという森山。同展では、森山が太宰へのオマージュとしてセレクトした、1970年代から現在までのモノクローム作品約50点が展示される。
©Daido Moriyama
【広報さん的おすすめポイント】
太宰の小説は、女性を描くときの文体が突出している、と森山は言います。時代の空気やナイーブな心の動きがとじ込められ、生でアクチャアルな人間像をたちのぼらせる文体は、多くの人々を魅了し、森山の心をもとらえました。太宰治の小説へのオマージュとして氏自身によりセレクトされた作品群を是非ご覧ください。
森山大道写真展『DAZAI』
2014.12.20日（土）- 2015.02.23（月）＠AM
OPEN 13:00／CLOSE 19:00
休館日：月曜日、火曜日
※2015年2月23日（月）を除く。
TEL：03-5778-3913
