いよいよ本格的に到来した夏フェス・シーズン。音楽やファッションはもちろんのこと、他にも絶対に欠かせないモノと言えば?? そう、お酒です。中でも昨年フェス会場で販売されると瞬時に売り切れ、今夏製品化された新フレーバーが「ZIMA SALTY LEMON(ジーマ ソルティレモン)」。

それもそのはず、「ジーマ ソルティレモン」は、これまで長年音楽フェスのアツい現場をサポートしてきたZIMAが、“夏フェスを想定して”開発したフェス仕様の新フレーバー。夏フェス会場でのリフレッシュをサポートすることで、当日の快適なフェス体験を促します。

そうして生まれた思い出は、きっとかけがえのないものになるはず。かくいう自分も、夏フェスではこれまでに色々な出来事を経験しました。たとえば02年の<サマーソニック>。会場で友達とライブを観ていると、すぐそばにリバティーンズのカール・バラーがライブを観にやってきて、去り際に飲みかけのお酒のカップを放置。テンションの上がった友達がホームランボールを取りに行くかのごとくサッと駆け寄り、残りを飲み干した光景は謎過ぎて今も忘れられません。真面目な話をすれば、その場でしか生まれないアーティストの熱演や、観客と一体になった盛り上がりに感動したことは、それこそ数えきれないほど。2017年の夏は、どんな体験が待っているんでしょうか?

夏フェスに最適な新フレーバー「ZIMA SALTY LEMON(ジーマ ソルティレモン)」発売記念!ねごと、Rei、10-FEET、夜の本気ダンスに訊く、夏フェスに感じる魅力や思い出とは? music_saltylemon_salty1-700x466

今回は今年の夏フェスを盛り上げてくれる人気アーティスト4組に、フェスでの思い出や「ジーマ ソルティレモン」の感想をききました!

ねごと

夏フェスに最適な新フレーバー「ZIMA SALTY LEMON(ジーマ ソルティレモン)」発売記念!ねごと、Rei、10-FEET、夜の本気ダンスに訊く、夏フェスに感じる魅力や思い出とは? music_saltylemon_negoto1-700x466
L→R:藤咲佑、澤村小夜子、沙田瑞紀、蒼山幸子

——これまでのフェスでの思い出の中で、みなさんの印象に残っているものというと?

沙田 最近だと、15年に<サマーソニック>のビーチ・ステージに出たときに、目の前に砂浜が広がっていたのは印象的でした。ムードがよくて、お客さんも楽しそうで。

藤咲 VAMPSの<HALLOWEEN PARTY 2013>でKISSの恰好をしたのも楽しかったです(笑)。

澤村 観客としては、みんなで<フジロック>に行ったよね?

沙田 ザ・エックスエックスやヴァンパイア・ウィークエンドを観たんですよ。

蒼山 フェスはみんなが解放された状態で、「どれを観よう?」と歩き回るような雰囲気で。その中で音楽を楽しめるというのが一番ですよね。

沙田 私たちのライブも、セクションごとに流れを考えて構成するワンマンとは違って、フェスではどのタイミングから観ても楽しめるようにセットリストを考えることが多いんですよ。

——最近のねごとはエレクトロニックな方向にどんどん音楽性を進化させていますが、これもライブでの経験から生まれたアイディアだったそうですね?

蒼山 そうですね。きっかけになった『アシンメトリ e.p.』までのライブの中で、横ノリのダンス・ビートで曲を繋げて演奏していくのが肌に合ってきたんです。ねごとはもともとの性格もあって、「オラーッ!」と盛り上げるよりも、演奏の熱を伝えて、お客さんにも自然にノッてもらう方が心地いいと思っているので。でも、不思議なんですけど、エレクトロな方向になっているものの、ライブとしては前よりも熱を帯びているような実感があって。これは曲を繋げているのが大きいんだと思います。お客さんの熱量も(途切れることなく)どんどん上がっていくというか。

——最近は蒼山さんがキーボードを離れ、よりお客さんと一緒に盛り上がる瞬間もありますね。

蒼山 その方が、お客さんともっと近い距離にいられる場面ができると思うんですよ。

——そうしてライブの形が変化していくときに、意識したことはありますか?

沙田 私や佑が打ち込みやシンセ・ベースを使って幸子がキーボードを離れられるように工夫していく中で、CDではいくらでも音を入れられるので、音源との整合性をライブでどう取っていくかということは課題だったかもしれないですね。でも、この変化はとても自然な流れだったんですよ。もともと、ねごとの音楽はそんなに音を入れすぎているわけではないので。

蒼山 ただ、ライブの見栄えは随分変わったよね。

藤咲 それに、今のモードに変わってからは、ライブでもよりコンセプトを中心に考えるようになりました。「この曲とこの曲は繋げたい」と、よりビートを意識するようになっているんですよ。

蒼山 新曲の“DANCER IN THE HANABIRA”も、ツアー中に作った曲です。(プロデューサーを務めた)BOOM BOOM SATELLITESの中野雅之さんと、最初のワンフレーズから共有して作っていきました。“アシンメトリ”のときは、最初にバンドだけで作って一度答えを出してから中野さんに投げたんですけど、今回は中野さんからも、イチから立ち会いたいというお話をいただいて。

——“DANCER IN THE HANABIRA”は、『アシンメトリ e.p.』やアルバム『ETERNALBEAT』で推し進めたエレクトロ路線を引き継ぎながら、よりスケール感が増しているように感じました。

蒼山 中野さんは私たちのこれまでの変化を見てきてくれているので、それを踏まえて音楽性を用意してくださったと思うんですよ。事前に「もっと打ち込みになっても大丈夫か」と聞いてくれたりもして、話し合いながらすり合わせていった感じでした。

——音楽的には、今回新しく影響源になったものはあったんですか?

沙田 引き続きEDM感を出そうという話はしてました。中野さんは色々な音楽を聴いている方なので、「最近はもっとダウンビートのものが流行っているけど、まだ日本では早いのかな……?」という話もしながら、今はスケールを大きくしていくということを考えていきました。

——夏には様々なフェスへの出演も決定しています。みなさんがライブをしていて最も楽しさや、アツさを感じる瞬間というと?

澤村 演奏中にお客さんが泣いている姿を見ると、私もうるっと来てしまいます。ときには変なタイミングで泣いているお客さんもいて――。それにつられて私も熱くなったりして(笑)。

藤咲 解放されて自由に踊っている姿を見ると、こっちもさらに気分が上がりますよね。

沙田 ねごとのライブは後半に向けてヒートアップしていくので、私は演奏がどんどん高まっていって、「昇天する……!」となる瞬間が好きですね。

蒼山 私の場合、いい意味で周りが見えなくなる瞬間です。たとえばお酒と一緒で、解放されてフワーッとなったときに楽しさを感じるというか。私たち自身がライブを楽しむことで、観ている人たちも楽しんでくれると思うんですよ。

——「ジーマ ソルティレモン」は夏フェスを想定して作られた新フレーバーです。実際に飲んでみて、感想を教えてもらえますか?

藤咲 ラベルにも「Born In Music Fes」と書いてありますね。

澤村 ほんとだ! しかも飲みやすい! フェスで飲んだら美味しいでしょうね。ハンモックに揺られながらのんびり飲みたいです(笑)。

藤咲 海が見えるシチュエーションも合いそう。

蒼山 さっぱりしていて美味しいので、暑い日に合いそうです。

沙田 夜もいいかもね! (ライトアップされた)夜のフェス会場にも合いそうな気がします。

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