マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのケヴィン・シールズ、そしてアンビエント音楽の先駆者として著名なブライアン・イーノが9分弱の楽曲“Only Once Away My Son”をadult swimより発表。
マイブラ
アイスランドの首都レイキャビクで2017年12月に開催されるシガー・ロスのフェス<Norður Og Niður Festival>のオフィシャルサイトに記載されているケヴィン・シールズのバイオ・グラフィーによると、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインの新作は2018年にリリース予定。
2013年に発表された22年ぶりのアルバム『mbv』がリリース時に話題になったりと、超完璧主義者のケヴィン・シールズの動向は常に注目されるが、今回のコラボレーターはブライアン・イーノ。噂される新作に参加しているのかが気になるところだ。
ブライアン・イーノ
ブライアン・イーノは以前にもシューゲイザー音楽と関わりがあり、1993年には先日新作をリリースした(こちらも22年ぶりとなった)Slowdiveの代表的なアルバム『Souvlaki』を手がけている。
彼の代表的なプロデュース作のデビッド・ボウイ『Low』やU2の『Unforgettable Fire』などはソングライティングを彼の博学的視点から捉えるものだったが、今作品はそれらと異なっており、キング・クリムゾンの中心人物のロバート・フリップやトーキング・ヘッズのデビット・バーンらと作り上げた過去の作品と同じように、いわゆるブライアン・イーノの好むテイストに近いアンビエント作品であると、Pitchforkは考察している。
また、ブライアン・イーノによってインスパイアされたという楽曲“Brian Eno”を持つMGMTが先日新曲を発表したので、それも合わせてチェックしよう。
MGMT – Little Dark Age