2018年もいよいよ紅葉のシーズンが到来。今年はどんなスポットに向かおうかと考えている人も多いことだろう。そこでおすすめしたいのが、カップルや家族連れでも気軽に向かえて本格的な絶景が楽しめる、標高約1,000m以下の低山に位置する紅葉スポットだ。全国各地の紅葉の名所から、おすすめの「紅葉×低山」スポットをご紹介!
白神山地/高倉森(青森県) 標高:829m/見頃:10月中旬〜10月下旬
黄金色のブナ林を行く、日本初のユネスコ世界自然遺産登録地
青森県南西部から秋田県北西部にまたがる白神山地は、人の手がほとんど加えられていない原生的なブナ林に覆われた広大な山岳地帯。日本で初めてユネスコ世界自然遺産に登録された。その中でもおすすめなのが、10月中旬から下旬にかけて黄金色に染まるブナやカツラを楽しむことができるのが高倉森自然観察歩道だ。全長5.6kmというロングコースだが、高倉森山頂で折り返せば3時間程度で往復することができる。斜面、ぬかるみも多いので手袋など登山の装備はしっかりと。
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白神山地ビジターセンター
https://www.shirakami-visitor.jp/
筑波山(茨城県) 標高:877m/見頃:11月上旬〜11月中旬
紅葉とともに楽しめる関東平野を一望する大パノラマ
日本百名山の中でも最も標高の低いスポットとして知られる筑波山は、男体山と女体山で構成されている。この場所の魅力は、何と言っても関東平野の大パノラマを一望できること。山頂から御幸ヶ原にかけてはブナなど落葉紅葉樹が多く、筑波山ケーブルカーでは、もみじライトアップ×夜間運行(土日限定)も行われている。今年、茨城県内で初めて日本夜景遺産に認定された、関東平野に広がる夜景とライトアップされた紅葉を同時に楽しむことができる。
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一般社団法人 つくば観光コンベンション協会
http://www.ttca.jp/
三笠山/寒霞渓(香川県) 標高:800m/見頃:11月中旬〜11月下旬
日本三大渓谷美と紅葉の見事なコラボレーション
香川県の小豆島に位置する三笠山~寒霞渓(かんかけい)は日本三大渓谷美のひとつ。その素晴らしい眺望から国の名勝に指定されている。秋にはこの辺りが50を超える紅/黄葉に包まれ、長い年月の中で雨風が生み出した奇岩の景観美と相まって絶景が生まれる。日本で唯一、空・海・渓谷を一度に眺望できる寒霞渓のロープウェイは2015年7月にリニューアル。寒霞渓ならではの渓谷美と瀬戸内の海岸美を堪能することができる。
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寒霞渓ロープウェイ
http://www.kankakei.co.jp/