10月30日にニューヨークで開催されたApple Special Event。
事前に予想されていたように新iPad ProとApple Pencil、Mac miniとMacBook Airのリニューアルが発表されました。
iPad Pro — 進化 — Apple
一方で、Apple純正のワイヤレス充電器「AirPower」についての発表はありませんでした。
AirPowerは発表から1年以上が経過
AirPowerはiPhone、Apple Watchなどを同時にワイヤレス充電することの充電パッド。
2017年9月のSpecial Eventで発表され、「2018年」に発売されるとアナウンスされています。
しかし、2018年も残すところ約2ヶ月となった現在でも発売に至っておらず、発売日などの詳細も明らかになっていません。
AirPowerには発熱問題、コイル干渉、ソフトウェアの問題も?
AirPowerには発熱問題、複数配置されたコイルの発熱問題を解決することができていないのではないかと指摘する報道もあります。
ジャーナリストのソニー・ディクソンは独自の情報源からの情報を元に、発熱問題、21から24個配置されているというコイル同士の干渉に加えてソフトウェア面の問題も指摘しています。
AirPowerで充電中の端末の情報をiPhoneにまとめて表示し充電状況をモニターできることが2017年秋に公開された画像で明らかになっています。
しかし、このデータのやりとり、表示がうまくいっていないようです。
AirPowerは2018年末か2019年頭に発売?
Apple製品に関する予想を数多く的中させた実績のあるアナリストのミン・チー・クオはAirPowerの発売時期について、2018年末か2019年頭にずれ込む可能性があると指摘しています。
iPhoneとApple Watch、AirPodsの充電ケースを同時に充電できるとすれば、複数のApple製品を利用しているユーザーにとっては便利になることは確実ではないでしょうか。
Appleとしては中途半端な製品を発売したくないというのは当然の考えですが、何らかの発表が期待されています。
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