インターネットでこれはと思う新しい音楽と出会った時、普段であれば個人のTwitterで紹介しているのですが、タイムラインという特性上、すぐに情報が過去へと流されてしまいます。
そこで、音楽の情報をネット上にある程度固定しておきたい時は、こちらのコラムをどんどん活用して行きたいと思います。
今回は、最近気になる国内Indie Popアーチストの紹介です。
self service
Madchesterリバイバルな楽曲「Vacant Summer」との出会いは、2018年屈指の衝撃でした。
他の楽曲はSpiral Lifeのそれを感じさせるソングライティングで、90年代主義を貫いています。高校生によるユニットです。
Nod…Off
ポストパンク的なダークさが垣間見られるところがサウンドの特徴。楽曲はiPhone製作。
お笑いコンビ「Soviet Club」のメンバーでもある異色のユニット。
Waater
疾走感とドリーミーさを併せ持つサウンドが特徴。
Nod…Offの楽曲「Stay That Way」 をカバーしており、彼らと同時進行で次のシーンを形成して行くのだろうなという嬉しい予感が感じられます。
GeGeGe
The Drumsを思わせるサウンドに乗せて歌われる、ともすれば昭和的な言葉まわしの日本語詞が衝撃的。
今までにない新しさでクセになります。
Happypills
宅録Indie Popに影響を受けたという、非常に耳なじみがよいポップなサウンドが特徴です。歌詞は日本語詞。
IN ANOTHER NORTH
ヒーリングでアンビエントでチルで轟音。
冷涼で壮大なサウンドは、Jon Hopkins辺りが好きな人は特にハマりそう(自分がそうです)。
R4CX
久々骨太な Garage系バンド登場という感じで、Indie Pop枠で紹介するのはどうかなとは思ったのですが、伸びしろ優先、Indieファンにはぜひ知ってもらいたいバンドです。
インターネットで新しいアーチストを探す際、SoundCloudをメインに使用していたのですが、最近の傾向として、アーチストの音源UP先がYouTubeまたはサブスクで即リリースという形に移行して来ているように感じられます。
アーチストを探す際の手法をそろそろ変えた方がよいなぁというのが最近の専らの悩みです。それではまた次回!
Dai Ogasawara
Ano(t)raks運営 渋谷系という言葉が生まれる以前の90年代初頭、インディーポップバンド Candy Eyes を結成、Vo.&G.を担当。初期の音はカジヒデキ氏に「日本の Mighty Mighty」と評される。2012年、The Paellas(現Paellas)のEPリリースを皮切りにネットレーベル活動を開始。リリース系統は、Indie Pop、City Pop、Electro Pop、Indie R&B、渋谷系等。
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