現地時間3日(月)カリフォルニア州で開催されたデベロッパー向けの国際カンファレンス<WWDC 2019>で、Appleが発表した新型Macシリーズ「Mac Pro」がその圧倒的なまでの性能ではなく、全く関係のないポイントで話題となっている。果たしてその注目されているポイントとは?
「Mac Pro」がそっくりな「Cheese Grater」って何?
今回発表された「Mac Pro」が注目されているのはその見た目だ。一見無機質で、洗練されたデザインにも見えるが、どうやら海外で常用されているある調理器具に酷似しているようなのだ。
NEW VIDEO – 2019 Mac Pro Impressions: Cheese Grater is Back! https://t.co/XmH6HEQ6EY – RT! pic.twitter.com/1RiCR6fAup
— Marques Brownlee (@MKBHD) 2019年6月4日
Introducing Apple Grater. The next generation in cheese grating technology. #WWDC19 pic.twitter.com/FZqu3b09sW
— John 'BM' McCann (@JJMcCann) 2019年6月3日
Mac Pro? Or Cheese Grater? #WWDC19 pic.twitter.com/j9C7BMMYLL
— Brian Tong (@briantong) 2019年6月3日
画像を確認する限り、確かに似てなくもない……どころかそっくりだ。この器具は「Cheese Grater」と呼ばれるもので、チーズを細かくスライスするために使われる、いわゆるおろし器なのだとか。日本ではあまり馴染みのないものではあるが、確かに並べて見てみると、似過ぎているその見た目に思わずどちらが「Mac Pro」なのか戸惑ってしまうほど。
このデザインが発表されると同時にSNS上では大反響を呼んでいる。「さよなら、ゴミ箱。よろしく、Cheese Grater」というミームが誕生するほどの騒ぎになっているのだ。このミームは、2013年に発表された現行のMac Proの見た目が「ゴミ箱」のようだ、と揶揄されていたことを皮肉った内容となっている。
Goodbye Trash Can!
Hello Cheese Grater!#WWDC19 pic.twitter.com/SGA0yf7uSK
— Jared Naude (@JaredNaude) 2019年6月3日
本来注目すべきその性能はもちろん素晴らしいものではあるのだが、あまりにも見た目が似過ぎていたためになんともユニークな流行が起きてしまった。もしこれを機に少しでも「Mac Pro」に興味が湧いたという方は、性能についてもチェックしてみるといいかも。
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